監督交代

　プロ野球に限らずスポーツの世界ではシーズンオフに監督の交代はつきものです。今シーズンのプロ野球では中日落合監督、日ハム梨田監督、の交代は異例と思われます。阪神真弓監督のように成績が振るわないため退団されるのは当然というよりお気の毒ですが熱狂的ファンの多いチームとしては仕方がないことでしょう。
　落合監督、梨田監督は成績面で決して交代をしなければならない実績ではないでしょう。他面、経営者は当然球団としての営業、利益を優先させるのでしょう。落合監督の場合、勝利至上主義とかでファン入場者数のアップにつながらなかったということでしょうか？
　勝利のために監督が非情になるのは仕方のないことで勝利、ファン、球団（会社）としての利益、どれを優先するかは非常に難しい問題です。いずれにせよ監督の人事権は球団の経営者層が握っているわけですから彼らが色んな要素を含め、総合的に判断して決めるのは資本主義の世の中ではあたりまえのことかも？