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SOOサンの航空通受験体験記(よもやま話) その3

2012年03月29日 | SOOサンの航空通受験体験記(よもやま話)

         SOOサンの航空通受験体験記
               その3

呟き5:出てきた、トランジスタとオペアンプだ

第1章の時と同様、第2章の全ページを印刷…用紙サイズはもちろん
B5…
ページ数が多かったので「1~6項」、「7~11項」の2部に分けて
全体をパラパラとめくる…
「出てきた、トランジスタとオペアンプだ」…と弱気な呟き…カリ
キュラムの構成を見て解っている事なのだが…
かつて学校で習った時もプログラマとしてIT業界を歩き始め、ハー
ドウェア図面(Schematics)を見て回路の動きを追いかけていた時も、
「この辺りはかなり…汗…汗…」と言う状態…
ソフトウェア技術者なのでハードウェアに深く踏む込む事は無かっ
たが、それでも回路図の大体の理解は必須項目。

思い起こせば…あの当時でさえ電流増幅回路のIC化など、トランジ
スタやオペアンプを使ったオーソドックスな回路が どんどん 高集
積化され、IC の入出力信号の仕様さえ満足できれば、内部を 意識
しなくても目的に合った電気信号を得る事が出来た。
気持ちを引き締め「この章はじっくり時間をかけて取り組もう」と
肚をくくる。

…1項、2項…順調に進みいよいよ佳境の3項へ…電源を繋いだ回路
を使って「どのように電流が流れるか?」また「その作用によって
どうして増幅と言われる結果が得られるのか?」…
今回の履修で、「トランジスタやオペアンプで焦るのはこれが最後
だ」との思いで取り組む。

更に新たな学習知識となった「交流回路」…デジタルの世界はほぼ
100%直流回路…電圧の変化(もっと正確に言えば2値を表現する電
位の差)で回路が動く…流れる向きは重要だが電流値に対する意識は
薄い…今更ながら…「電気の世界も奥が深い」

「4項:ベース接地」、「5項:エミッタ接地」をそろりそろりと進
み…ついに「6項」… 最初に出てきた演習問題…比較的出題傾向の
高い問題のタイプであるという解説…
「これが一発で正解すれば…」との思いで取り掛かる。
いい感じで理解できていると自画自賛…多少(かなり?)前のめりで
「出来ましたメール」をTOITA様に送る…ほぼ同日に「添削メール
」が送られてきた。

結論を一言で表せば「再度見直してみましょう」であったが、送っ
た内容に対する添削は「非常に丁寧で解りやすく」添削文のボリュ
ームが元の文章の数倍にも及んでいた。

「ここは間違っています」、「ここはこういう風になります」と言
うような一方的な説明ではなく、「ここはこのように考えましょう
」、「更にこの部分は先ほどの考えから…」、 「…最終的に考えた
事をまとめると結果は…」と言うような流れで説明が表現されてお
り、講習内容の再説明による確認や計算式記述&計算ミス回避に関
するアドバイスもあり、思わず「こんなに細かいところまで書いて
頂き恐縮です」という心境…
「微に入り細を穿つ」とはこの事かと…

同じ問題でもう一度連絡を取らせて頂き、「増幅率」と「回路内の
電圧」について問い合わせをさせて頂いたところ、更にこれらにつ
いても詳細な解説を頂いた…本来は「航空通の試験には出ない内容
の質問」であったにも関わらず…

プロフィールによれば、大学の非常勤で講師をされているとの事…
メールのやり取りをさせて頂いて、「教え」を「授ける」という事
に「並々ならぬ熱意を持っておられる」と言う事をとても強く感じ
る。

本業を忘れてTV出演や副業に精を出す「お偉い教授」、見習え!(
あくまで個人の印象です)

この後、送った内容と送られてきた内容をしっかり焼き付けようと
「整理」…「送った内容の記述が稚拙で、また頂いた内容が非常に
スマートな記述」であった事を思い知らされた。
今後問い合わせる時は、「自身の理解度」、「前提条件や思考の過
程」、「不明点」等々、頂いた内容をお手本として、「正確な表現
」を心がけようと反省…

この問題は更に短時間だが「おさらい」をする。


呟き6:やっと、オペアンプの基本的な動作が…

トランジスタの「ベース接地」、「エミッタ接地」、「電流増幅」
をTOITA氏の丁寧なご教示によって何とか理解できた。
引き続き、「FET」へと進む…「内部の構造」、「動作のしくみ」、
「種類」等、読み込みながらメモを取って進める。
「FET」の問題もそれなりに過去に出題されているようである…
しかもA問題が多いようだ…落としてしまうにはあまりにも…
更に本章(第2章)の2番目のビッグアイテム…オペアンプ。
オペアンプを使った回路はA/Dコンバータ(アナログ-デジタル変換
器)の周辺回路として、幾度となく見てきたが、機能(何をする回路
なのか?)を理解できるが、なぜその機能を提供する事が出来るの
か?という「回路の理解」がさっぱりであった。

…実際のところ、無線工学の中でこの第2章は一番時間をかけたと
ころである。

トランジスタ、オペアンプは、過去(学校や仕事)で触れた事があっ
たのだが、理解しているとは言い難く…章全体で20時間位要したか
も知れない…平日、休日含めてほぼ1週間かけて何とか「航空通試
験」に対応できるだけの理解が出来た。

参考までに「オペアンプ」の履修方法をざっくりと…

1)説明を読んで最初からどこまで理解できるかを判断
2)理解できない部分を図化、また理解を助けるため計算式の記述
  に記号を使わず日本語で表現
3)図化したモノ、日本語化した計算式を見ながら最初からおさら
    い
4)更に解らない部分が出た時は2)、3)を行う

と言うような事を2度ほど行い、負帰還回路の過去問を2問ほど行い
「まとめのメモ」を作る。
「やっと、オペアンプの基本的な動作が理解できた」…という感触…
あくまで入口部分のみだが…。
…長年の積み残し(?)を何とか解消できた嬉しさの反面、「光陰
矢の如し」…

あと2週間で年が明ける…

---次回に続く---

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