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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第8章電磁気 (3)電気力線と電気力線密度

2024年07月08日 | 「工学」見本記事

          第8章電磁気
       (3)電気力線と電気力線密度

前回迄に”電界”と ”静電気に関するクーロン法則”の お
話をいたしました。
今回お話致します電気力線は  電気(電子)部品の需要な
要素 (抵抗・コンデンサー・コイル) の内のコンデンサ
ーに大いに関係します。

[I] 電気力線とは?
ある ”場” の 状態を表す必要がある事があります。  例
えば、 大雨が続いて地盤が緩くなっている時 どの地域
に どれだけの積算雨量が有ったとか言う事を 地図上に
棒グラフや色で表しています。
また 風の様子を表すために 地図上に矢印を沢山描きま
す。
風向は、矢印の向きで 風速は、矢印の長さ や色又は、
矢印の密度で表しています。 地図上に 沢山の矢印を描
く事で 台風の風が 全体として渦を巻いている事や冬に
なると北又は 北西の風が 日本列島へ吹き込んでいる事
を視覚的に捉える事が出来ます。

前回迄のお話では、 ある電荷が有って、 その電荷から
距離:rの場所の電界の”強さ”と”向き” を知る為に"+1
[C] ” の電荷を置く事でそれらを知る事が出来ました。
この様に個々の場所の電界の ”強さ”と ”向き”を 計算す
る事が出来ますが 場の全体の状態を捉える事が 出来ま
せん。

そこで、今回 お話を致します 電気力線と言う架空の線
で電界全体の様子を表してみます。

[Ⅰ] 電荷:Q [C] から発せられる電気力線の数:N
  電気力線は、 架空の線ですので Q [C] の電荷から
  発せられる電気力線の総数:Nは

  N = Q/ε  [本]          (5)

      と定めます。
  Nは、Qの電気量が多い程、また、 誘電率が小さい
  程多くなる事を式は、表しています。
  逆にQの電気量が小さい程、また、 誘電率が大きい
  程、N が少なくなる事が(5)式より分かります。
  誘電率が無限大とも考えられる金属の中では、N=0
      本です。

[Ⅱ] 電界と電気力線の関係
    (5)  式を球の表面積: S = 4πr^2  で割ってみま
  す。

  N/S = Q/(εr^2) = E  [V/m] or [N/C]      (6)

       ※ r^2 は、r の2乗をエクセル形式で表記したも
     のです。

  次の図をご覧下さい。

  真ん中の赤の球が電荷:Q です。
  その周りの薄い水色の球は、Q から半径:r の球の
  表面を表しています。また、Q から出ている線は、
  電気力線です。
  Q から遠ざかる程、電気力線の密度(=N/S) が低く
  なっている事が分かります。
  電気力線密度電界の強さE を表しているので
  す。ここが重要ですので、赤字の所を何度も読み返
  して下さい。
    上の図からも分かります様に電荷に近い所程、単位
  面積当たりの電気力線が多くなります。つまり、密
  度が高いのです。

全文は、7月の「法規」と「工学」のページで お読み下
さい。

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