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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第4章FM送受信機 番外編~PLL~

2024年06月01日 | 「工学」見本記事

          第4章FM送受信機
             番外編~PLL~

今回は、次回の試験で半導体・電子管・電子回路の範囲から
PLLの出題が予想されない反面、FM送受信機の範囲から PLL
による直接変調が出題されそうですので、番外編として PLL
についてのお話をし、次回、PLL による直接変調のお話を致
します。

電波は、高周波(周波数の高い交流)をアンテナへ繋ぐ事で
輻射出来ます。
高周波は、発振器で作られます。
発振器とは、振動を発すると言う意味です。
日本語では、エンジンの事を発動機と言います。これは、動
きを発すると言う事から来ています。

発振器には、 コンデンサー(C) と  コイル(L) または、 抵抗
を使用してコンデンサーへ電気を蓄えたり、放電させると言
う繰り返しを起こさせる事で発振する方法と、水晶振動子を
振動させて高周波を得る方法があります。
コンデンサーとコイル、又は、抵抗の組合せを使って振動を
得る方法は  振動数(周波数)が周囲の温度や これらの部品
自体が揺れる事により周波数が変動し易い短所があります。

長所としては、可変式のコンデンサーを使う等して発振周波
数を簡単に変えられる事が挙げられます。

一方、水晶振動子を使用した発振器の場合は、周波数が極め
て安定していると言う長所があります。
短所としては、周波数を変える事ができません。
無線局の周波数が 1つに決まっている場合は、これで良いの
ですが航空無線の様にチャンネル数が多い場合は、チャンネ
ル数分だけ水晶振動子を用意して切り替えなければなりませ
ん。
水晶振動子は、高価ですので経済的でありません。

そこで周波数が安定していて、なおかつ、様々な周波数を発
振する事を目的に考えられたのが今回お話をしますPLLです。

PLLとはPhase Locked Loopの事で試験では”位相"同期
ループと呼ばれています。
PLL の用途としては 音声信号で搬送波の周波数を変える FM
変調にも使用されます。

[PLLの原理]
図は、 平成25年2月期に出題された構成図を当ブログの画像
の表示に合わせたものでVCOをLPFの下に描きました。

PLL に関する問題は、今のところ、平成24年8月期から1年半
から3年おき位に出題されています。 
問題の図は、出題の時により多少違いますので当ブログでは、
より実際に近い図を掲載する事としました。
また 回路の学習のポイントは、 回路の構成を覚える事とその
動作原理及び特徴の3つです。

それでは、左上の”基準発振器”から見て行きます。
(基準発振器)

続きは、6月の「法規」と「工学」のページで  お読み下さい。



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