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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第6章無線設備 (1)周波数安定の条件

2024年06月25日 | 「法規」見本記事

          第6章無線設備
       (1)周波数安定の条件他
         斜体 文字は、法規の用語
       解説のページを参照して下さい

今回は、”周波数の安定の為の条件”と“占有帯域幅の許容値”
についてのお話をします。
”周波数安定の為の条件”についてお話をするのは、10年以上
前の事です。この様に永い時間間隔で出題が予想される問題
も有る事を理解しておいて下さい。


1.周波数の安定
 (1)周波数を安定させる必要性
  なぜ、 周波数が安定しなければならないのでしょうか?
  航空無線に使用される周波数帯は、25kHz 間隔で通信
  に使用される周波数(チャンネル)が決められています。
  もし、送信周波数が変動してしまいますと、 別のチャン
  ネルへの影響が出るかも知れません。
  また、TVの周波数が変動したらどうでしょう?
  携帯電話の周波数が変動したらどうでしょう?
  これらの事を考えた事もないと思いますが、 この様な事
  がおこれば、TVが時間と共に見られなくなりますし、携
  帯電話でしたら、 時間と共に通話やデータのやり取りが
  出来なくなります。
  その為、 送信周波数は、安定していなければなりません
  。 しかし、50年程前迄は、コイルとコンデンサーからな
  る共振回路を用いて 発振させるのが 主流でしたので周波
  数が不安定な局がありました。

 その為、今でも 電波法規の試験の中で 周波数の安定条件が
 出題されています。
 それでは、周波数を安定させる為の条件を見てみます。

 (2)周波数を安定させる為の条件
  1) 電源電圧又は、 負荷の変化により 発振周波数に 影響
    を与えないものでなければなりません。

    対策としては、 電源電圧を安定化すること。  負荷の
    変化の対応としては、送信機において発振回路の次に
    緩衝増幅器を設け負荷の変化(空中線等)からの影響
    を防ぎます。
    また、負荷の変動にたいしては、 電源に余裕をもたせ
            る事も必要です。電源に 余裕を持たせるとは、負荷が
    必要とする電流を十分に供給出来る事です。
    十分に電流を供給出来ませんと 負荷に多くの電流が流
    れた時に、電源電圧が低下してしまいます。

  2) 発振回路は 温度の影響 により発振周波数が変化しない
    ものでなければなりません。
   
    コイルやコンデンサーによる共振回路を使用した回路な
    どでは 温度により コ イルやコンデンサーの値が変化し
    てしまう事などから周囲の温度の変化が発振周波数の変
    化として現われてしまいます。

    対策としては、水晶振動子の振動を元にした発振回路を
    採用します。    
    水晶とは、良く占い師の方が丸いガラス玉の様なもので
    未来とかを観るやつですが、水晶に電圧を掛けますと歪
    ます。水晶に力を加え歪ませますと電気が発生します。    
    この繰り返しを利用して高周波を発振させます。
    この様にしてえられた高周波の周波数は、 安定していま
    す。

  3) 移動局の場合、振動 により発振周波数が変化しないに様
      しなければなりません。
    
    対策としては、送信設備へ振動が 伝わらない様にする事
    が必要です。
    その理由は、 コイルやコンデンサーを用いた回路では、
    振動によりコイルが変形し、 コイルのリアクタンスが変
    化してしまうからです。
    対策としては、水晶振動子を使用します。 水晶振動子は
    、振動の影響を受けにくいからです。
    水晶振動子を使用しない場合は、振動防止装置が 必要に
    なります。

  4)水晶振動子を使用する場合

続きは、6 月の「法規」と「工学」のページで お読み下さい。


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