ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

恋は水色

2007-03-08 | 針仕事
昨日、今日と、頬にあたる風は冷たいが、ふりそそぐ陽ざしは春のもの。
自分は、いまだ冬の格好をしているのに、つくるものは軽やかな色のものを作りたくなる。

去年の新春ぷちアップで買った、C&Sさんのリネンセットでバネポーチを。
織り方が変わっていて、布にとても表情がある。
届いて、包みを開けた瞬間、
「こいつぁ春から縁起がいいやぃ。」
とつぶやいてしまうほど、わたし好みの布だった。
大きな布ではないので、何に使おうかと悩んでいる間に、もう1年が過ぎてしまった。
高校時代にピアノを習っていた先生が大好きだった。
東京の音大を出ていて、頭がよくて、ピアノが素晴らしくうまかった。
身にまとった都会の風みたいなものも、田舎の高校生だった私にはたまらなく魅力的だった。
そんな水色の恋心をポーチに詰めて、恩師にプレゼント。
バッグの隅で、おでかけのお供になればなぁ。


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