今日の明け方3時30分に、友人のお父様が亡くなられました。
木曜日の夜に、お見舞いに行きましたが、もし、あの時、
行っていなかったら、きっと、後悔したことでしょう。
昨日は、中田神父様も行かれたそうです。
こういうときには、ちょっとした親切が心に残るものです。
こんなに早く・・・と、やっぱり思ってしまいました。
木曜日には、まだ、お話も出来ていたし、
私が帰るとき「ありがとうございました」と
はっきり、おっしゃいました。
友人が、「家に帰らんばね!」とお父さんに言われると
「そう、あと1週間頑張れば、何とかなるやろ」と
おっしゃったのです。この言葉が、忘れられません。
結局、お家で、通夜と葬儀をされます。
いつか、誰でもこう言う時が来るのですが、
やっぱり、この世の別れは、辛いですね。
友人も仕事を止めていたので、
お父さんの看病も、何の支障もなく出来たのです。
そう考えると、全てを良くしてくださったのだ!と
言わずにはおられません。
カトリックに反対し続けてこられたお父様でしたが、
最後には、彼女に・・・
「お前は、違う宗教だから親戚からいろいろ
言われると思うけど、大丈夫か?」と尋ねられたそうです。
と言うことは、自分のことを認めてくれたんだ!と、
彼女は喜んでいました。
やっぱり、親なので、心配しておられたのですね。
シスターである私にも「ありがとうございました」と
言われたのは「娘を頼みます!」と言うことだったのかも
知れないなぁ・・と思いました。
本当に「あの時」お見舞いに行っていたのは良かった!
と、神さまのなさり方に感謝しました。