todonoinori

日常のささいなことの中に・・・・
神さまの愛が隠れています・・・☆”

※写真、文章等の無断転載はご遠慮ください。

あの時!

2009年01月31日 | Weblog

今日の明け方3時30分に、友人のお父様が亡くなられました。
木曜日の夜に、お見舞いに行きましたが、もし、あの時、
行っていなかったら、きっと、後悔したことでしょう。
昨日は、中田神父様も行かれたそうです。
こういうときには、ちょっとした親切が心に残るものです。

こんなに早く・・・と、やっぱり思ってしまいました。
木曜日には、まだ、お話も出来ていたし、
私が帰るとき「ありがとうございました」と
はっきり、おっしゃいました。

友人が、「家に帰らんばね!」とお父さんに言われると
「そう、あと1週間頑張れば、何とかなるやろ」と
おっしゃったのです。この言葉が、忘れられません。
結局、お家で、通夜と葬儀をされます。

いつか、誰でもこう言う時が来るのですが、
やっぱり、この世の別れは、辛いですね。
友人も仕事を止めていたので、
お父さんの看病も、何の支障もなく出来たのです。
そう考えると、全てを良くしてくださったのだ!と
言わずにはおられません。
カトリックに反対し続けてこられたお父様でしたが、
最後には、彼女に・・・
「お前は、違う宗教だから親戚からいろいろ
言われると思うけど、大丈夫か?」と尋ねられたそうです。
と言うことは、自分のことを認めてくれたんだ!と、
彼女は喜んでいました。
やっぱり、親なので、心配しておられたのですね。
シスターである私にも「ありがとうございました」と
言われたのは「娘を頼みます!」と言うことだったのかも
知れないなぁ・・と思いました。

本当に「あの時」お見舞いに行っていたのは良かった!
と、神さまのなさり方に感謝しました。

バスに乗って・・・

2009年01月30日 | Weblog

今日は休みの日!

バスに乗って、母と一緒に、深堀まで用事に行きました。
それは、先月、姉の親戚の方が亡くなられていたので
お祈りに行ったのです。
母が住んでいるところからは、1時間以上かかるので
今日はバスで行くことにしました。
その方が、私がゆっくりできるからです。
母と一緒に、景色を楽しみながら行きました。

しかし・・・
ある所まで来ると、バスは旧街道に入ったのです。
え???大丈夫かな?ちゃんと、目的地まで
行くのか不安になって
バスに乗っておられる学生の方に尋ねると
「大丈夫、行きますよ!」と言われ
安心して、乗っていました。
昔は、こんなに狭いに道をバスが走っていたんだ!と、
びくびくしながら、乗っていました。

目的地の停留所に着いて、電話をすると
雨が降る中、迎えに来てくださいました。
停留所から5分くらいのところに家がありました。
先月の23日に亡くなられたので、
1ヶ月ちょっと経っていました。
まだ、飾りはきれいにしてあり、
母と一緒に祈りをして・・・
ご主人の亡くなられるまでを伺いました。
6年間癌と闘い、手術を13回もなさったそうです。
そして、亡くなられるその日まで、
病院に見舞いに来てくれたお孫さんと話をし
過ごしておられたそうで、あっと言うまだったとのこと。
奥様は、ご主人のためにカセットテープで、
お経を聞きながら、朝晩お祈りをしておられるそうです。
大きな家に一人になられた寂しさは、
どれほどのものでしょうと、お気の毒に感じました。

午後2時に出発して、帰りに買い物をしていたら、
結局、母の所へ帰り着いたのは、6時20分過ぎでした。
やっぱり、バスでも疲れましたね~~~。
母は「気になっていたので、行けて良かった!」と
喜んでいました。
私も姉から頼まれていたことが、
やっと、果たせたのでホッとしました。

朝晩、カセットテープでお経を聞きながら
祈っておられると言われたことが、心に響きました。
愛する方のために・・・一生懸命なのですね。すごい!

私も無理!

2009年01月29日 | Weblog

雨が朝から降り続いています。
急に寒くなったりするので、体調を崩されている方々も
おられるようです。お気をつけください。

26聖人殉教の祝日が近くなっているので、
子どもたちには、「日本26聖人」のビデオを見せています。
昨日は、全く初めて見た子ども(今度洗礼を受ける4年生)が、
感動して、一気に感想を述べていました。
その子は、公園の近くに住んでいても、
行ったことがないということなので、
今度、一緒に行くことを約束しました。

寒さに耐えながら、長崎までの旅は、辛かったでしょう。
しかし、何としても長崎までは、
生かしておかなければならなかったのです。
見せしめのための磔(はりつけ)が、反対に信仰者を
増やす結果となったのですから、
神さまのなさり方は不思議なことですね。

この26聖人が彼杵から、船に乗って、時津まで来て
時津から、西坂まで歩いたその道は・・・
今でも、巡礼の道になっています。
近くの教会学校の子どもたちが、
先日、3時間かけて、その道を歩いたそうです。
そのことを5年生の子どもたちに話すと
「え?3時間?無理、無理」という反応が返ってきました。
子どもだけでなく、私も無理かな?と思ってしまいました。
車に乗るようになってから、
本当に足腰が弱ってきているのを感じます。
3時間かぁ・・と、考えてしまいました。

昨夜、友人から電話が入り、
「父の様態が危ないのでお祈りして!」ということでした。
月曜日までは、ベットに座って話をしておられたのに
急に悪くなられたそうです。
そこで、仕事帰りにお見舞いに行きました。
肺癌なので、呼吸が苦しそうですが、
まだ、少しでもお話も出来たので、
早くお見舞いに行って良かったと思いました。

それが、昨日手術された恩人の方も同じ病院で
同じ階だったのです。そこで、お見舞いに行きました。
術後なのに思ったより、お元気そうで安心しました。
皆さんのお祈りありがとうございました。感謝!

祈りましょう!

2009年01月28日 | Weblog

今日は、恩人の方の手術の日です。
癌が2つ見つかり、大きな手術となるようです。
毎朝、教会のミサに来られていましたが、
ある時から、来られなくなったのです。
癌が見つかった時には、もう他にも転移していたそうです。
うちの創立者にも9日間の祈りを、昨夜から始めました。
一日も早く、良くなって欲しいと祈っています。

癌というと、やはり、父のことを思い出します。
父に癌が見つかったときには、もう手術が不可能でした。
それだけに、まだ、手術が出来るのですから
希望を持てるということかもしれません。
とにかく、祈りのうちに過ごしました。

夕食の時に、姉妹が
「昨日はお父さんの洗礼の記念日だったね!」と言ったのです。
私は、すっかり忘れていました。
命日は、3月27日と忘れていなかったのですが、
その2ヶ月前の洗礼の記念日を・・・・忘れていました。
何しろ、この姉妹は、いろんな方の記念日(命日、誕生日など)を
手帳に書いて祈っているのです。
こんな姉妹の熱心な祈りに、
私も支えられているのだ!と感謝しています。

輝き!

2009年01月27日 | Weblog

昨日から「ランタン祭り」が長崎で行われています。
ある姉妹は、点灯式をテレビで見たそうです。
感動して話してくれましたね!
ランタンに灯がともると、暗闇に光が輝き
周りを明るく照らし・・・とてもきれいです。

私たちの心にも、光がともると、
暖かくなり、暗闇を明るく照らしてくれるので
喜びを感じることでしょう。
私たちにとって、その光はイエスさまに他ならないでしょう。
ランタン以上に、いつも心の中を照らしてくれるものです。
人間の作った光ではない、永遠の光の輝き!

「見えるものを通して、見えないものへの愛に惹かれます!」
という祈願がありますが、まさにそれではないでしょうか。
この祈願は、私が大好きな祈りの一つです。
いろんなものが、見えるものを通して
見えないもの(愛、優しさ、心など)を表していると思うからです。

今日は司祭方のマラソン大会。
下五島の福江で行われました。
今日は良いお天気だったので
走るのも気持ちが良かったことでしょう。
今年の優勝者(1位)はどなたでしょう???
1位の神父様は、きらりと輝いておられたかな?

月曜日!

2009年01月26日 | Weblog

今日は月曜日です。
昨日からの雪は、すっかり無くなっていました。
朝から雨が降ったり止んだりのお天気でした。

昼休みに、母に電話しました。
でも・・・おや????
なかなか、電話に出ません。
外出かな?と思いながら・・・
2度目をかけました。
あれ?そうか、今日は月曜日だった!と思い出しました。
月曜日は、デイサービスに行く日なので、いないはずです。
随分前までは、前日になると、
「○○なんだけど、明日は、大丈夫かね?」と
行きたくない口実を、何か言っていました。
しかし、最近は、こちらから言わなくても、
喜んで行っているようなので、助かっています。
「頭の体操を今日も頑張ったよ」と
電話で嬉しそうに報告してくれます。

月曜日と言えば、修道院では、係りが変わる日です。
今週は、何だったかな?と考えてしまいます。
また、いつも月曜日は、共同体の集りがあるのですが、
今週は金曜日に代わったので、ありません!

今日の福音では、72人を派遣されるところでした。
日曜日にイエスさまから命の糧をいただいて、
月曜日からは、その喜びを人々に分かち合うのです。
「神の国は、あなたがたに近づいた」と。
母も喜びを分かち合ったでしょうか???

雪*~

2009年01月25日 | Weblog

朝から真っ白な雪です。
積もっていますね~~~。
これでは、車が出せません。
バスは幸いに通っているようです。
ということで、今朝はバスで出勤しました。

9時のミサも人が少ないでした。
今日は「パウロの回心」のミサをされました。
説教では、書簡のいろんな箇所を引用して
パウロの生き方を紹介されました。

私たちの回心の歩みも、劇的なものもあるし
長い間準備されて、導かれたものもあります。
それが、どんな手段であれ、
それぞれに一番必要な方法だったと思います。

先日、私が若い頃、大変お世話になった
カナダ人のシスターが、カナダで亡くなられました。
召し出しに応えるときに、大きな力になってくださった方でした。
このシスターとの出会いがなければ、
今の修道生活もありません。
どんな時にも、神さまへの信頼をおしえてくださった方でした。
それだけに、宣教熱一杯で、
日本のOSSR(レデンプトリスチン)の創立者(三箇所)であり、
ハイチ、カナダと、新しい修道院を次々と創立されたのでした。

いろんな出会いがあって、今の自分があると思うと
一つ、一つの出会いを本当に大切にしたいという心が
大きくなってきます。
みんな神さまからのプレゼントですよね。

おや、また、雪が降ってきましたよ~~。

信徒の使命!

2009年01月24日 | Weblog

雪が降ったり、雨になったり・・・と
とても冷たい一日でした。
長崎での雪は珍しいので・・・
ちょっと、嬉しくなりました。

堅信組みのけいこ(勉強)で、信徒の使徒職を学びました。
一つ一つを説明しながら、
子どもたちの今の生き方の反省にもなったと思いました。
弱い人、小さくされた人々への心使いや、配慮など・・・
イエスさまがこういう人たちを大切になさたのですから
私たちも回りにこういう方々がおられたら、
手を差し伸べ、声をかけることをしたいものです。

先日、母が食堂で食事をしているときに、
窓越しにある方が、転ばれたのを見たので、
受付の方に知らせに走ったそうです。
幸いに怪我もなかったそうですが、
この転ばれた方は、母に感謝していました。
「お母さん、良いことをしたね」と言うと
「見えたから、当然のことをしたんだよ」と答えました。
「神さまが喜んでいるよ」と続けると
とても嬉しそうな顔をしていました。

こんな小さなことでも、神さまの子どもとして
天国に宝を積んでいることになりますね。

23日の私のブログを読まれて、
早速、メールで、近くの良い整体の先生を
紹介してくださった方がありました。
誰かが苦しんでいる・・・というので、
手を差し伸べないではいられなかったのでしょう。
本当にありがとうございました。

たて続けに・・・

2009年01月23日 | Weblog

西宮で、入院した時に知り合ったご婦人から
久しぶりに手紙が来ました。

すると・・・・
昨年、スポーツ施設で、転んで背骨を折り、
手術がうまくいかず、リハビリをしているが、
杖でやっと少し歩けるだけ。バスもエスカレーターも乗れない。
便秘がひどかったので、薬をもらったら、
それには筋弛緩剤が入っていて、排尿排便が分からなくなり、
紙オムツをしたら、今度は被れて・・・と、
たて続けに重なり、車椅子の生活をしていて、
リハビリには、ご主人に送っていただいて
週に2回通っておられるとのことでした。

本当に何が起きるか分からないなぁ・・・と、
その方の辛さを思いながら、何度も読みました。

きっと、ここまで手紙を書かれるのも辛い思いだったでしょう。
「年をとったら、どうせ、動けなくなるんだから、
と楽観的に考えています」と最後に結んでありましたが
そんなに、簡単に割り切れるものではないと思いました。

健康であることが、一番の幸せだとは思いませんが、
健康であることの有り難さを感謝したいと思いました。

有り難さ!

2009年01月22日 | Weblog

今日は一日雨が降っていました。
ひどい降りではありませんが、昼間も夕方のようでした。

今日は、珍しいお客様がありました。
短い時間に、今までの出来事を、分かち合いました。
話をしながら、家族とは・・子どもとは・・
妻としての生き方とは、など考えさせられました。

結論として、それが何であれ・・・
心が癒される空間を持っているのは、幸せだと思いました。

先日、ある神父様が、お母さんを亡くされた時、
心に大きな穴が空いたようで、
どうしようもなかった!とおっしゃっていました。
母親の存在って、そういうものでしょう。
私なんか、学校から家に帰ったら、
いつも一番にお母さんを探したものです。

帰る家があり、そこに母親がいる!というのは
当然のことのように感じていました。
しかし、年をとるに従って、
それが当たり前ではないことに気が付かされるのでした。

私のところも、父が亡くなり、家も売って、
母はマンションに入り、結局、家族はバラバラになりました。
それでも、まだ、時々一緒に集まり過ごせるので幸せです。

平凡なことが、とても有り難く思え、
感謝の心が大きくなった一日でした。