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思い出のドラマ「出社拒否症になった夫」

2009-05-13 19:38:17 | 若かりし日の思い出
記憶の片隅に残っているドラマがある。
「出社拒否症になった夫」というドラマだ。
たぶんオレ様が、中学生くらいの頃に見たドラマだ。



主人公は技術畑にいるサラリーマン。
出世をしてマネージメントを行うが、ストレスで出社拒否症に。

朝、自宅の玄関で激しい痛みに襲われながらも、会社に向かう。

そんな主人公の心のよりどころは、母親の存在だ。
頻繁に実家を訪れ母親に愚痴をこぼすことで、何とか踏ん張り続ける。

しかし、健康のためにと、ジョギングを日課としていた母親が、そのジョギング中に倒れ他界してしまう。
唯一の心のよりどころを無くした主人公は、母親と同居していた妹を強く責めてしまう。
「どうしてジョギングをやめさせなかったんだ。」と。

その後、主人公は会社に行けなくなってしまう。
朝、玄関で靴を履こうとすると、突然痛みに襲われてしまうからだ。

悩んだ末、主人公が出した結論とは・・・。





20年以上も前のドラマであるが、いまだに強烈に印象に残っている。
主人公は村井国夫さんが演じていたのだが、ハマり役であった。

いまでこそ、メンタルヘルスなどのケアが常識となっているが、放送された当時はタブー的な存在だったように思う。

このドラマに受けた影響は大きく、「会社」や「仕事」に対して良いイメージはなかった。
少なからず、いまでも影響を受けている部分がある。

MBAを取得した理由の一つには、このドラマの影響もある。
「自己実現」などとカッコいい理由なんかではない。
「MBAをとらないと生きていけない」といった脅迫観念に近いものがあった。



家庭事情(お金)により、オレ様は小学生の頃から大学受験を意識していた。
高度成長期からバブル経済全盛期に幼少期を過ごしたため、世間では「いい大学に行って、いい会社に入る」という価値観があった。
「社会に出る」ということは、イコール「会社に滅私奉公する」ことだと思っていた。

最近になって、やっとそのような洗脳から少しだけ抜け出すことができつつあるかもしれない。
いろいろな要因があるが、やはりMBAに行って、様々な人と出会い、様々な価値観と出会えたことはとても大きい。





出社拒否症になった夫 「会社が怖い!」夫の悲痛な叫びに妻は…
係長の夫と成績のよい息子。妻にとっては幸せな毎日だったが、課長昇進後、夫を襲う出社拒否症。夫の鬱病への兆候にきづかなかった妻は愕然となる。
キー局 ANB 放送曜日 月 放送期間 1986/05/19~1986/05/19
放送時間 20:02-21:48 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 月曜ワイド劇場
主な出演 樫山 文枝、村井 国夫、岩本 多代、賀原 夏子、野中マリ子
主な脚本 岡本 克己
主な演出 山本 邦彦
局系列 ANN

■テレビドラマデータベース
http://www.tvdrama-db.com/



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