飽食山河

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枝落とし

2018-05-20 13:39:02 | 2018.04

背中とお腹が

まぶしい黄色

どこから来た鳥だろう

 

わたしは赦された

 

網戸を開くと

飛び立った

 

神社のカシの木は

ばっさりと枝を落とされ

かぐわしい香りをばらまいている

 

枝を集める人が来る

ビニール袋につめるだけつめて

まだ積もったままの枝を眺める

 

昨日今日また明日も来る

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ハレの日

2018-05-06 14:29:00 | 2018.04

健やかでいることの難しさ

冷えて硬くなる肉

火にかければ突沸し

変わりすぎてしまう

 

平常が平均にないことのもどかしさ

目の片寄り

鼻のつまり

とげとげしい毛穴感覚

あな 今年も

四月三十五、四月四十九

延々と散るイメージ

 

救うための活動だった

書くこと 見ること それぞれに

あなたは世界でたった一人の大切な人

今日があなたのほんとうのお誕生日

マイマイウジムシ

カイガラモミジ

百九番目の法言葉

 

おめでとう

ハレの日に

 

あなたが死んでいる世界と

生きている世界

何の違いがあるかしら

もしかするとジーンズも

なかったかもしれないこの時間

もしかすると鶴がまだ

飛んでいたかもしれないあの駅で

 

高校野球の速報を一年中

知らせに回るねずみの大将

半紙雨に濡れたなら

ねずみらしくつばつけてくっつけおれる

ハレの日も

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