飽食山河

詩を書いています。感想、コメント歓迎です。

枝落とし

2018-05-20 13:39:02 | 2018.04

背中とお腹が

まぶしい黄色

どこから来た鳥だろう

 

わたしは赦された

 

網戸を開くと

飛び立った

 

神社のカシの木は

ばっさりと枝を落とされ

かぐわしい香りをばらまいている

 

枝を集める人が来る

ビニール袋につめるだけつめて

まだ積もったままの枝を眺める

 

昨日今日また明日も来る