Takashi[to]Shikakei Arts&Music

画家・Gデザイナー・アートセラピスト「なかがわたかし」とミュージシャン「詩歌敬」のブログです。

デザイナーの仕事って?Takashi

2015-04-02 | ライブステージ


アートとデザイン、画家とイラストレーター、
近い存在ですが、ちがう?

アートは、芸術の広い視野や分野があるし、一言では言えない深さがある。
デザインはクライアントがいないと成立しない。

画家は自ら訴えるが、
イラストレーターは、依頼がないと成りたたないしね。

どちらも、近いが遠いのかな?

ここ最近のネットビジネスは、アートやデザインの世界にも及んでいる。
ITのベンチャー起業が、データ化した作品をネットで公開して、
その作品にあったクライアントが手を挙げる。逆の発想が成立している。

まあ・・・全く面識もなく、作品やアイデアのみでやり取りできるのが
ネットビジネスなんでしょうがね・・・
ある意味、出向いて打ち合わせする、わずらわしさがなくて良い。
とくにフリーランスのデザイナーにとっては、渡りに船でしょうね!
作品のクオリティーと相性のみで成立できる世の中になって来ています。

ですが、著作権、商標権等の知的所有権の問題は山積みだと思います。
また、デザイン料金もウソみたいに安価だ。
もともと、版権や商標権をみこしての値段設定なのだが、
その権利を疎外して設定をしているのが大多数です。

デザイナーの個性はどうなんだろう?
もともと、アートではないんだから個性なんてないはず?
ロゴタイプ、シンボルマーク、キャラクターを生み出すのも
デザイナーのチカラですが、必ず需要と供給、クライアントとの関係で成立する
ものだし、その良さや人気は発表されてから付きまとうものだから、
もともと、デザイナーの存在は希薄いものなんですね。

アートの仕事も、デザインの仕事も、企画の仕事も、手広くやらないと、
フリーランスでは、やっていけませんので間口を広げています。
アートはアナログです。デザインはITの進化についていきながらです。

前記のネットビジネスにも便乗しながら、自分のクオリティーを試したり!
作品の評価を大多数の人に伺ったりしています。

名刺ひとつにしても、その名刺が「ひとり歩き」して、
その依頼者の仕事につながってこそ、デザイナーの仕事です。

パンフレットも、同じく手にした人に「会話が生まれる」ことで、
大事に手元に置いてくださるのも仕事の延長です。

公演チラシも「行きたい」と思わせてこそが仕事です。

「この人に名刺を頼みたい!」って指名される
デザイナーでいたいですね!
それがデザイナーの個性ですね!

関東では、そのクオリティーを、自慢されます!
関西では、いかに安くできたのかを、自慢します!
政治の中心のお江戸と、商売中心の浪速!
そのちがいの、ルーツなんでしょうかね?

TAKASHI




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