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21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

難解エリ女ノームコアは消し

2020-11-13 14:01:57 | ヨレヨレ競馬ライフ

 エリ女がまだ三歳牝馬クラシックの三冠目に位置づけられていた時代、91年から3年連続でタケノベルベット、ホクトベガ、ヒシアマゾンという三者三様の印象に残る勝利があった。

 タケノベルベットは「ブービー人気」で大穴を開け、ホクトベガは「ベガはベガでもホクトベガ」との名言を残し、ヒシアマゾンは圧倒的パフォーマンスで競馬界に「女傑」という言葉を生んだ。

 競馬ファンにとって、当時のエリ女は牡馬三冠に匹敵する存在感のあるレースだった気がする。それが96年に三歳牝馬の三冠レースとして秋華賞が新設されてから、エリ女は新旧女王決定戦という位置づけがされたものの、それは最初の頃だけで、近年は本当に強い牝馬は天皇賞やJCを目指すため、女王決定戦のお題目がすっかり霞んでしまった。

 ながながと能書きを垂れてしまったが何が言いたいかと言うと、エリ女はド本命不在で難解になったということ。

 さて今年のエリ女だが、注目は3歳馬と5歳馬だ。3歳馬の好走条件は、秋華賞好走馬で、3着に来たソフトルートは要注意だろう。問題は5歳馬の取捨だ。過去7年、勝っていないが、これは度外視すべきだろう。今年は有力馬が圧倒的に5歳馬だけに、勝ちはさておき一頭も馬券に絡まないことはないだろう。実績馬ラッキーライラック、ノームコア、好調馬センテリュオ、サラキアの4頭はマークが必要。

 一方、エリ女で実績ある4歳だが、今年は昨年3着のラヴズオンリーユーがそこそこ期待されるくらいで、例年になく役者不足だ。あえて伏兵にあげるとすれば、いかにも距離があいそうなエスポワールくらいだろう。

 こうなると今年は5歳馬が主役といえそうだが、前述した通り、軸選びはかなり難しい。実績重視でラッキーライラック、好調度でセンテリュオ、大いに迷うところだ。ここは札幌記念を勝ったノームコアだろうという見方もあるが、レースっぷりから、同コースの宝塚記念で圧勝した半姉のクロノジェネシスと違って、一昨年のエリ女の印象からもマイルの差し馬の印象が強い。内々でよほどうまく脚を溜めないと厳しく、阪神内回りなら上手く貯めても間に合わない可能性が高い。

 勝負の鍵はやはり展開だろう。逃げ馬不在で行きそうなのは、オークスで先行して粘って2着のウインマリリンと武に乗り替わったエスポワールあたりか。ラッキーライラックも、当然前に着けるだろう。ペースはそう早くはならない。よって、直線で早めに先頭に立ち押し切るのが勝ちパターンではないか。終いに掛けるソフトルートとセンテリュウオは2、3着が精いっぱいという流れが見えてきた。

 そうなると何だかんだいても軸はラッキーライラックしかいない。相手は先行粘りでマリリン、4歳の意地に注目してラヴズオンリーユー、不気味なエスポワール、終いに賭けるセンテリュオ、2匹目のどじょう狙いでソフトルートの5頭。そそしてノームコアはズバッと切る。

 まあ、馬券はラッキーからの3連複5頭流しでせいぜい楽しむか。

 

 

 


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