amaプラで 「かもめ食堂」を見た。封切りで見てからだから、15年以上ぶりだ。その昔、20世紀最後の年ではなかったか。仕事で2週間ほどフィンランドに行ったことがあり、ただ懐かしいというだけで見たのが「かもめ食堂」という映画だった。
久しぶりに見て、初見では感じなかったシーンも改めてみて、感じるものがった。もたいまさこが森にでかけたシーンでは、森に行ったことを思い出したし、何度も出てくるヘルシンキ港の風情はことさら懐かしかった。
内容は小林聡美演じる主人公の女性がヘルシンキにかもめ食堂を開店し、そこを訪れた人々との出会い、日常にいかにも起こりそうなちょっとした事件を通して、それぞれが人生を見つめなおす、肩の凝らない映画だ。もう一度、今度はプライベートで訪ねてみたいと思った。
それにしても、いくつか覚えたはずのフィンランド語で覚えていたのはキートス(ありがとう)だけとは、記憶の衰えに少しショックだった。
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