goo blog サービス終了のお知らせ 

21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

日経賞はタイトルホルダーのデキがすべて

2023-03-23 20:20:07 | ヨレヨレ競馬ライフ

 宮記念の前に、どうしても勝負したくなるのが今年の日経賞だ。当然、春天を見据えてのステップレースではあるが、今年は例年になくメンバーが充実していて、面白くなりそうだ。

 春天連覇を目論むタイトルホルダーは、ここで結果を出して有馬惨敗の不安を払拭したいところ。当然、負けられない一戦だ。

 菊の覇者、アスクビクターモアも、無様な負けは許されない。タイトルホルダーと一騎打ちに持ち込むのが理想の展開だろう。

 とはいえ、相手関係が決して楽なメンバーではない。GⅠ勝ちこそないが、展開一つで勝ち負けに持ち込める重賞の常連が、虎視眈々と大物食いを狙う。

 紅一点のライラックはエリ女2着で弾みがついた。長距離で、オルフェの遺伝子が覚醒すれば面白い。

 ディアスティマとキングオブドラゴンは、タイトルホルダーとどう折り合うかが鍵だ。タイトルホルダーが意地の逃げを見せれば、出番はなさそうだが、ディアスティマが単騎の逃げに持ち込めば、流れ込むチャンスはある。

 ヒートオンビートは、鞍上との相性も良く、実績では刺客の一番手。長距離の安定感は抜群で、上位2頭のデキひとつで、一角崩しが見えてくる。

 そして、復活が待たれるのがアリストテレスだ。前走では、負けはしたが久しぶりにコンマ差以内の競馬をしたことが、復活のきっかけになるかもしれない。鞍上が菅原明良というあたりも、何かやってくれそうな気配がしてしょうがない。

 つまり、両馬とも気の抜けない一戦というわけだ。それというのも、タイトルホルダーの前二走の敗戦ががすべてで、せめて有馬で首位争いを演じていたなら、アスクとの一騎打ち、二強の首位争いは揺るがなかっただろう。

 阪神大賞典のように、二強が結果を出すのか、それとも伏兵が淀の春天に名乗りを上げるのか、すべてはタイトルホルダーのデキにかかっている。

 本音はタイトルホルダーに相応しい横綱相撲を期待しているのだが、伏兵の台頭がある気がしてならない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする