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21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

弥生賞よりチューリップ賞なわけ

2023-03-01 19:47:51 | ヨレヨレ競馬ライフ

 弥生賞の声を聴くと、いよいよクラシックが始まると、昭和の競馬オヤジは心躍らせたものだ。昔は、権利取りより本番に向けたステップレースの色合いが強く、そうそうたる顔ぶれがそろったものだが、近年は権利取りが主流となり、メンバーも小粒になってしまった。

 皐月賞トライアルと言われるが、同レースを勝ち、本番も勝った馬は案外少ない。思い浮かぶのはミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクトだが、言わずと知れた三冠馬である。ところが、近年の特徴としては、勝ち馬がダービーや菊花賞を勝っており、皐月賞トライアルというよりさながらダービー、菊花賞トライアルの様相を呈している。その意味では、注目すべきレースではあるが、本番と同じ舞台で、クラシックを目指す有力馬がしのぎを削った時代を知るオヤジとしては寂しくもある。素人目にローテンション的にも、丁度いい気もするのだが、厩サイドは認識が違うようだ。そんなわけで、近年の本番につながらない弥生賞はどうしても力が入らない。

 同じトライアルでも、桜花賞トライアルのチューリップ賞は、俄然、力が入る。弥生賞とは対照的に、こちらは桜花賞のステップレースとして注目度は高まる一方だからだ。今年も桜花賞を狙える有力馬が出走してくるだけに目が離せない。

 

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