こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

迷子から1年

2015年11月03日 | 迷子犬ルーガ
11月3日。ルーガが迷子になってから1年が経ってしまった。

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ルーガ捜索の際には多くの方にお手伝い頂き、本当にありがとうございました。
それなのにいつまで経っても良い報告が出来ず、またきちんと御礼も出来ず、
申し訳ございません。
今もブログで呼びかけて下さっている方がたくさんいて、またルーガを気にかけ
メールを下さる方もいて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。心より感謝しています。

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今でもルーガのことは毎日思い出す。
散歩中、彼女が好きだった公園にふと現れないかな~とか。
(ありえないけれど)もしかして玄関の前で待ってたりして!!とか。
けれど正直なところ、もうこの世にいないのではと思うことの方が多い。
元気でいるなら生きていることだけでも知らせてほしいよ…。
 
捜索を始めた当時は毎日が辛くて仕方なかった。
ポスティングしながら泣いて、帰りの運転中に泣いて、帰宅して泣いた。
怒られて泣いて、傷ついて泣いて、周囲の方の励ましに泣いた。
焦りや苛立ちを小粒に向けることも多く、自己嫌悪に陥ってまた泣いた。
それなのに、私に元気をくれるのはやっぱり小粒だった。
 
暗くなってからの一人の捜索はものすごく心細くて、『こんな所で
何をしているんだろう』と気が狂いそうな時もあった。
精神的に追い込まれ、もう消えてなくなりたいと何度も思った。
有力な情報や手掛かりが全く得られず、希望を持ち続けるのも苦しかった。
 
最初の頃は家の中がぐじゃぐじゃで、外食やお弁当の夕飯が続いた。
家に居る時はいつも小粒父の顔色をうかがっていたように思う。
普通の生活を送れるようになってからは、普通の生活を送ることに罪悪感を持った。
 
マイナス思考人間な私。
そのうち、ルーガが見つからないのは自分のせいだと思うようになった。
ルーガを見つけるだけの運も力も根性もないダメダメな預かり。
違う預かりさんなら絶対見つけているはず。
ルーガにも、協力して下さる方々にも申し訳なくて仕方なかった。
そしていつしか自分を疫病神扱いするようになっていた。
人に会うことも、活動に携わることも怖くなった。
 
だから迷子になった来夢の捜索のお手伝いはすごく勇気が要った。
私が関わると見つからない気がしたから。
保護できて本当に良かったと思う。
来夢を保護できたことで少し救われた気がした。
 
不幸な犬猫をなくすため、尽力されている方々が周りにはたくさんいる。
他人に保護犬を託す勇気はないから預かりはもうできそうにないけれど、
(ちょびとトチローを育てたように)私でもできそうなことを見つけて
続けていけたらいいな。。。
ルーガの迷子から1年が経ち、少しだけ前向きに考えられるようになった。
これからはルーガ探しと並行して、自分にできることを続けていこうと思う。
ただもやもやしているだけでは時間がもったいないから…。

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この1年お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
助けて頂いたことは一生忘れません。本当に感謝しています。
ルーガ見つけました!の報告がいつかここでできますよう、
どうか祈っていて下さい。

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