里親制度

この春始まったＮＨＫの朝ドラ『瞳』。

好きな役者さんが出る、という理由だけで毎日観ています（笑）。

『Around 40』 『無理な恋愛』 『猟奇的な彼女』 も同じ理由で観ています。
（どんだけ好きな役者がおるんじゃ～！！）



『瞳』では東京都の養育家庭制度について描かれています。

親と暮らせない子供たちが里親希望した一般家庭で生活しますが、
里親になるための基準は厳しく、適格性を審議されたり
養育状況の報告義務なんかもあったりします。

それだけ子供のことを考えての制度なのでしょうが、
かなり慎重かつ面倒という印象です。

これは『瞳』の中の話ですが、実際もそれほど
かけ離れてはいないと思います。


（これでも女の子です）

ドラマでこの制度について観た時、小粒と少し重なりました。

小粒もいわゆる里子で、まさしくこのドラマと同じような
慎重かつ面倒な過程を経て我が家の娘になりました。

ネット上で里親募集していたのを偶然見つけ希望しましたが、
お見合いし、里親アンケートに答え、後日お届け、と
希望した日から家に来るまで３週間ほどかかりました。

しかも『避妊手術』と『室内飼育』を約束する誓約書にサインもしました。
（守らなければ小粒は返還しなくてはなりません）

アンケートというのがこれまた面倒で、Ａ４用紙４～５枚は
あったと思います。住居環境から始まって家族構成（ペット含む）と
動物アレルギーの有無、犬の飼育経験、１日の留守番時間…等など、
「こんな細かいことまで聞くの？」という内容もたくさんありました。


（鯉のぼりと）

小粒は小さい頃から可愛くて（笑）希望者多数でしたが、
『幼い子供がいない』という理由で我が家が選ばれました。

嬉しい反面、「小さい子供がいても犬と一緒に成長して
いけるのに、厳しいの」と不思議に思っていた私。

今では、そこまで厳しく審査する意味がよーーーーく分かります。

確かに、片手間で育てられるほど仔犬は楽ではありませんでした。
仔犬じゃない今でも大変なのにね…

小粒が保護してもらったボランティア団体さんが、近頃またも
ブリーダー崩壊によるコッカーの大量レスキューを行いました。

（ご興味ある方はこちらの4月22日から見て下さい）
厳選なる審査のもと、どのコにもステキな里親さんが見つかりますように。。。


（タンポポと）

『瞳』に出てくる里子たちは、心に深い傷を持っていて簡単には
いかないことも多いけれど、温かい家庭でたくさんの愛情を
受けて明るく健やかに成長していきます（多分…）。

小粒もドラマの里子たちに負けないくらい、明るく健やかに
育って欲しいと願っています（もう１歳４ヶ月だけど…）。



ドラマですが、好きな役者さんが今週からようやく登場なので
ますます楽しみになってきました（笑）。