こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

恐れていること

2020年05月20日 | 小粒

小粒の鼻腔内腫瘍は鼻のいちばん奥、

眼球の下(やや右寄り)にありました。

右眼球の周りの骨が溶かされ、破壊が始まっており

脳への圧迫も少しずつ始まっているようです。

CT画像を見た時の印象は

『なんでこんな場所にこんな大きな物が…』でした。

 

病理検査結果待ちなので確かなことは言えませんが、

鼻腔内腫瘍はほとんどが悪性であること。

進行が早いものが多いこと。

場所が場所だけに手術は出来ないこと。

抗がん剤か放射線治療になるけれど、

どちらにしてもよくて延命。

 

今後の症状で考えられるのは腫瘍の増殖が進み、

右目が押し出されて顔が変形すること。

脳が圧迫されることで意識障害や

異常行動(痙攣、失神、発作等)が増えること。

 

そして、私が最も恐れている

両方の鼻が完全にふさがってしまうこと…。

 

4月中旬ごろから目立ち始めた鼻詰まり。

5月に入ってからは寝られない日が増えました。

5/10~5/11に酷い呼吸困難を起こし5/12病院へ。

抗生剤コンベニアを打ってもらった後

呼吸がかなり楽になったのは

腫瘍の周りに起きていた感染症に効いたからで、

腫瘍そのものは日々進行していると思われます。

 

一昨日より昨日、昨日より今日と

呼吸が徐々にしづらくなっているのは

見ていて分かります。

完全に鼻呼吸が出来なくなるのも時間の問題かも。

せめて左鼻だけでも呼吸の穴を確保することは出来ないか。

 

そういった外科手術が出来ないか聞いてみましたが、

かかりつけ医も高度医療センターの医師も

答えは無理。

『口呼吸しかありません』でした。

口呼吸でも犬は生きられるものなんですか?

『ある程度は』

なんて残酷な会話だこと。

でもそれが現実なんだそうです。

 

顔の変形や脳の障害はまだ耐えるとして、

呼吸だけは本当に何とかしてあげたい!!

鼻呼吸が出来ず、酷く苦しむ小粒を

もう何度も見てきただけに、

この先24時間そうなる日が来るのかと思うと

気が狂いそうです。

なんで小粒ばっかり…。

おかーさんと半分こ出来たらいいのにね。

小粒が苦しまずに済むなら

お別れがうんと早くてもいい。

1日でも長くそばにいて、、、なんてもう言わない。

どうか小粒に苦しい思いだけはさせないで。

それが私と小粒父の願いです。


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