興奮物質を出させてはイケません！

小粒の母ちゃん、毎週水曜日は韓国語を習っている。


これまで留守番出来ない愛犬のため、やりたいことが見つかっても大半は我慢してきた。
今だって、『この歳で専業主婦なんてしてていいのかな？』と一日に最低一度は思う。
けど、留守番出来ない犬を飼っているから仕事に出られない。仕方ないことだ。

小粒父が『別に仕事しなくてもいいじゃん』と言ってくれる人で良かったね、小粒。
それどころか、「小粒を飼ったことで制限が増えたし、自由が減ったよね…」と嘆く私に
小粒父が返した言葉。

『けどそれ以上に多くのものを与えてもらってるだろ？』
なぁんてカッコいい一言…　普段そんなキャラじゃないのにね。ケケケ...


でも、韓国語は始めたかった。やってみたかった。
ボラ仲間の先輩ママさんからいい先生を紹介して頂き、始めたのが昨年10月。

小粒は、最初の頃は隼人母さんに預かってもらったり家で留守番させたけれど、
“留守番させるとてんかん発作が起こる”という残念なクセ（？）がついてからは
車で一緒に連れて行くようになった。
車の中では落ち着いて待てるからだ。

教室近くのコインパーキングに車を停め、少しだけ散歩させ、車に戻り小粒を乗せ、
2時間弱の授業を受け、車に戻ってそのまま帰宅。。。
というパターンがいつしか出来ていた。

問題は、車に残しておくことが出来ない夏場。
これからの季節、水曜日に小粒をどうするか、それがもっぱらの悩みだったりする。
（なんてちっぽけな悩み…）


先日、ジュアのママにお願いしていたチーズを届けてもらった（携帯は大きさ比較用）。
ジュアの母ちゃん、いつもありがとね！！



いちおうガムということになっているけど、成分はまさしくチーズ。
カッチカチのチーズスティックといった感じかな。
乳製品が大好きな食いしん坊の小粒、さぞ喜ぶだろう…。

そうだ！　　水曜日、車で待たせる時にあげてみよう。。。

そう思いついた私。
つい先日の水曜日、いつものように車を停めてから小粒を少しだけ散歩させ、
車に戻ってチーズスティックを与えた。

興奮を抑えられないのか、背中の毛を逆立てて異常に喜ぶ小粒。
ね、車で静かに待っていたら良いことがあるんだよ～

ただ、あげっぱなしにすると危ないし、長時間目を離す時には取り上げないといけない。
ササミジャーキーを交換材料にしてスティックはいったん返してもらった。

『そろそろ時間だし…』と思い、車を降りてロックした瞬間。
いつもならおとなしく見送ってくれるはずの小粒が鳴き出した（汗）。
それも、まさかまさかのギャンギャン鳴き。

　　　うっっそぉーー。車もダメになったのぉー！？

ガ～～ン…
なんて落ち込んでいる場合ではない！遅刻するじょーーー


2時間後、車に戻ったらおとなしく寝ていた。
分析すると、今回は大失敗！私の作戦ミスだ。

チーズを与えた時点で興奮物質がドバっとあふれだし、それが治まらないうちに
私が車を出たもんだからパニック状態に陥ったのだと思う。

普段から感情の浮き沈みが激しい小粒。
興奮や不安を人一倍感じやすく、一度その状態になると自分自身をコントロール
出来なくなる。
そして、大量の不安物質に頭が占拠された時にてんかん発作が起こりやすくなる。

だから、留守番させる前にオヤツで興奮させるなんて、一番してはいけないことだった
次週から気をつけねば。。。

　　　　　　　　　　　　　　　

チーズスティックは、家でくつろいでいる時に与えることにした。

私からもらったクセに、『あたしが家の中で一番エライのだ～』とでも言いたげな
勘違い野郎と化している…。





なんじゃ、このエラそうな顔は

そのうち、『これを返して欲しければササミジャーキーを持ってこい！！』
そう言い出すに違いない…。