こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

初めての成猫保護

2019年01月18日 | その他

先日、初めて成猫を保護した。

 

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朝、近所の公園へ散歩に行ったらキジトラがいた。

小粒たちが近づいても逃げない。あら珍しい。

 

午後は鎌倉へ往復37kmのランニング。

帰宅後、疲れ果てた体に鞭打って夕飯の準備を終えたら18時。

「こつぶぅ、夕方のお散歩は勘弁して~~~~

散歩に行く気満々の犬たちの視線に負け、もうひと踏ん張り!

ウンチだけさせたらすぐ帰るつもりで近所の公園へ行った。

 

すると。

朝見たあのキジトラが同じ場所にいたのだ。

近づいてもやっぱり逃げない。

これはおかしい。。。

 

さあそこから私の頭はグルグルとフル回転!!!

人に慣れた野良猫?飼い猫?迷い猫?

なぜ動かない?ケガしてる?

 

「どこから来たの?」

話しかけたらニャ~ニャ~鳴きながら少し動いた。

でも。

そのコは両目が見えていなかった。

 

これは一大事

夕飯中の小粒父に電話をかけ、状況を説明。

『とりあえず帰って来たら?』

小粒とぽっちを連れ帰り、ご飯をあげたら再び公園へ走った

 

 

保護が必要な動物に関わる時は、責任を持てるかまず考える。

中途半端に手を出してはいけない。

手を出した以上は絶対に見放さない。

それが出来ないなら最初から手を出さない。

それがルールだと思っている。

 

なんとかしてあげたいけれど、正直迷った。

成猫を保護したことがない。

連れて帰ったとして、このコがエイズや白血病のキャリア猫だったら?

新しい飼い主は見つけられるだろうか?

玉たちと多頭飼いは出来るのか?

本当ーに色々考えたけれど、やっぱり放っておけなかった。

 

 

家から持ってきたフードをお皿に入れ、目の前に置いた。

キジトラは鼻も利かないのか、ご飯に気付かない。

お皿のご飯を口にちょんとあて、食べ物だと分かったらガツガツ。

相当空腹だったらしい。

同じ方法で水を飲ませたら、こちらもガブガブ。

飲まず食わずだったことがうかがえた。

 

目の見えない猫がある日突然公園に現れたとしたら?

1.飼い主が自ら捨てて行った

2.庭にいた迷い猫を人目のつく公園に移動させた

それくらいしか思いつかなかった。

 

地域猫を世話しているMさんに電話をかけ、

「キジトラの迷子情報はご存知ないですか?」

駅近くの電柱で迷子キジトラのポスターを見たと教えてくれた。

 

すぐさま電柱へgo

ランニングで疲れた脚でも不思議とよく動いた(笑)。

ポスターは劣化が激しく、唯一読みとれた携帯番号に電話。

同じ歳くらい?と思われる女性は職場で仕事中だったが、

状況を説明したらすぐにこちらに来ると言う。

 

愛猫さんは3ヶ月ほど前に隣町で逃がしてしまったらしい。

老猫で病気も患っていてヨロヨロとしか歩けず、

シッポはカギで歯がほとんどないんだとか。

 

再々度公園へ

恐る恐るキジトラのシッポを触って確認。カギだ!

恐る恐る口を開けさせてもらった。歯がない!

ほとんど歩けないところもピッタリ。

目が見えないとは言っていなかったが、

特徴がビックリするくらい似ていた。

 

段ボール箱を取りに家に戻り、再々々度公園へ 何往復目?

キジトラを箱に入れて連れ帰り、これでひと安心。

やっと夕飯にありつけた。お腹空いた~~~っ

 

 

 

『似てるけど…ちょっと違いますね…』

職場からかけつけてくれた女性のひと言にガックリ

 でも女性の方がショックは大きかったに違いない。

「せっかく来て下さったのに、、、本当にゴメンなさい」

謝ることしか出来なかった。 

 

でもこの方、このキジトラを連れて帰ると言うのだ。

本当にいいんですか?

大丈夫ですか?

何度も何度も確認したが、『これもご縁なので…』と。

優しい方で良かったね、キジトラさん。

このコをどうかどうか宜しくお願いします。

そして、愛猫さんが無事見つかりますよう祈っています。

 

 

ポスター情報をくれたMさんが翌日訪ねてくれた。

迷子のコではなかったが、連れて帰ってくれたことを話すと驚いていた。

Mさんもキジトラを気にかけてくれて、どうにか飼えないか

ご主人とも話し合ってくれたらしい。

既に保護猫だらけでいっぱいなのに、ありがたいっす。

Mさんもご主人も『多分捨てられたコだろうね』

 

本当に捨てられたとしたら、目が見えなくなった愛猫を

捨てられる人間はどういう神経をしているのだろう。

普通はそういうコほど人間が守ってあげないといけないのに~

と思わないのだろうか、普通は!!

 

我が家に迎える覚悟は出来ていたのでちょっと残念!?

な気持ちもなくはない。

でもきっと幸せにしてもらえるね。

落ち着いた頃、どうしてるか連絡してみよっかな~


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