ちょっと前の記事ですが、なかなか記事を更新する間がなかったので。
7月に亡くなった作家の吉村昭さんのお別れの会が24日、東京都荒川区のホテルで開かれ、約600人が出席した。妻で作家の津村節子さん(78)が遺族あいさつの中で、吉村さんが点滴のための針を自らむしり取り「自分の死を自分で決めた」ことなど壮絶な最期の様子を明らかにした。
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吉村昭さん、好きな作家でした。
私が読んだ作品は初期のものが多いのですが、一般には綿密な取材を元にしたノンフィクション作家として知られているかもしれません。
事実を元に書かれた作品で印象に残っているのは『破獄』ですね。脱獄王として有名な白鳥由栄をモデルにした小説なんですが、この人がまぁ、凄い。頑丈な扉と手錠を味噌汁を使って少しずつ腐食させて外したそうで、その根気と体力、精神力は見習うべきものがあります。(もちろん彼は殺人を犯して収監されているのですから、褒められたものではありませんが)興味のある方は是非読んで見てください。
白鳥のドキュメンタリー番組はこちら
私もこれからあまり読んでいない中期~後期の作品を読んでいきたいと思います。
7月に亡くなった作家の吉村昭さんのお別れの会が24日、東京都荒川区のホテルで開かれ、約600人が出席した。妻で作家の津村節子さん(78)が遺族あいさつの中で、吉村さんが点滴のための針を自らむしり取り「自分の死を自分で決めた」ことなど壮絶な最期の様子を明らかにした。
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吉村昭さん、好きな作家でした。
私が読んだ作品は初期のものが多いのですが、一般には綿密な取材を元にしたノンフィクション作家として知られているかもしれません。
事実を元に書かれた作品で印象に残っているのは『破獄』ですね。脱獄王として有名な白鳥由栄をモデルにした小説なんですが、この人がまぁ、凄い。頑丈な扉と手錠を味噌汁を使って少しずつ腐食させて外したそうで、その根気と体力、精神力は見習うべきものがあります。(もちろん彼は殺人を犯して収監されているのですから、褒められたものではありませんが)興味のある方は是非読んで見てください。

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私もこれからあまり読んでいない中期~後期の作品を読んでいきたいと思います。