ドタバタと仕事を終えた1/31(金)夜から、大グロを狙いに宗像沖ノ島へ夜~日中釣りに行ってきました。
1月半ばから最近まで、60cmを超える良型の尾長グロが釣れている情報がいくつかあったので、これは期待出来るのではないかとの思いで、わずかな時間を作って行ってきました。
一緒に釣行予定であったH氏は、前日に急用が入ったためやむなく断念。急遽1人での釣行となりました。
途中の釣具屋でエサや小道具を買い足して、22:00の出港予定より1時間ほど早く出港地の福間港に着きます。
しかし、船には既に多くの釣客が乗船済み。25人は既にいるようで、みなさん相当気合入っているようです。
今回お世話になったのは、恵比寿丸さん。ヨシダ釣具さんで予約を受け付けています。
出航前のエビスⅡ(デカイです)

急いで支度をして船に乗り、船長に1人で来ていることを告げます。今日は37人の客がいるらしく、本島北側の磯に上がろうかと言われ、快諾。本島北側は冬場は上磯チャンスが少ない磯が多いので、今夜は1発大物が期待できそうです。
船室を覗くと、既に椅子もベッドも空いていない。仕方なく船後方の船室外で他のお客さんと5人で床に座ります。
予定より30分早く出港。船室外だと風をまともに受けますが、今夜はあまり寒くないので何とかやり過ごします。
出港から1時間10分ほどで船がスローダウン。小屋島から順に客を降ろしますが、ウネリが大きくあげれる場所が少ない。予報では風が治まっていたので波気は大丈夫かと思ったのですが。ウネリまでは予測しづらいですね。
ほとんどのお客さんは、小屋島周りに上磯。残りの10名ほどを乗せて船は本島北側へ。
しかし、ここでもウネリが大きく、上がれるところが少ない。名磯“ノリ瀬”は波をかぶって上がれそうにありません。船は島の北東にある“本ワレ”まで確認に行きますが、ここもウネリでダメ。
私は最後から2組目に、他の1人のお客さんと一緒に、何とか上がれた“大谷瀬”という地磯に上磯。
ウネリから逃れるため、急いで荷物を磯の高い場所へ上げたのでクタクタになり、少し船酔いもしていたせいもあって、一緒に上がったT原さんと一緒にしばし休憩。
話を聞くと、T原さんは、私と同様に夜はフカセ釣り、昼はフカセ釣りか、状況によってカゴ釣りで用意してきたとのこと。
ほぼ私と同じような感じなので、一緒にやりやすそう。そう言えば、やむなく来れなくなったH氏も、そんな感じでやる予定でした。私にとっては釣友H氏の代役のような存在?
大谷瀬(昼間撮影)



この瀬には初めて上がりました。写真では判りづらいかもしれませんが、沖向き正面に大きなシズミ瀬がいくつもあり、ウネリで大きなサラシを発生しています。ヒラスズキでも出てきそうな感じ。ルアー持ってくれば良かったと少し後悔。
ウネリで正面に出れないため、潮が動くであろう正面でフカセが出来ないどころか、これで潮が速かったら、朝からカゴを投げれば即座に道糸がシズミ瀬に引っかかるハズなので、おそらく釣りどころではなくなりそう。
自分のおかれた状況に少しガッカリしながらも、右手にある瀬“カベ”との間にある大きなワンドは波気が無いので、ここで竿を出すことに。
しかし、今晩は“地グロ”狙いではなく“尾長グロ”狙いのため、波気のないワンド側ではなく、流れに乗せた本流釣りがしたかったのですが・・・。
0:30頃、私がワンド側のサラシとの境界となる沖側、T原さんが少しワンド奥側に釣座を構え、ようやく実釣開始。今日は50cm以下のクロは外道扱いで来たので、8号ハリスの太仕掛けで望みます。
まずは、瀬際を丹念に狙いますが、ツケエに反応はない。時折サラシが入ってくると、水面付近だけが押されて流れるため、仕掛けが瀬際に落ち着いてくれない。
そこで、サラシの影響の少ない少し奥側で瀬際に仕掛けを落ち着かせて狙うがこれにも反応無し。
思い切って、サラシに乗せてワンド入り口全体を狙いますが、これにも何の魚の反応もない。どうも今日はおかしい。
2:30頃、上磯時にポーターから「深さは15m程」と聞いていたワンドの中心部を狙いますが、竿2本程で根掛かり。このため、底付近の竿2本弱で攻めていると、ようやく待望の魚信があります。
しかし、大した抵抗も見せずあがってきたのは、沖ノ島ではおなじみの“ハリセンボン”。
3:30頃、魚信もないので少し休憩をいれて再度釣りを開始しますが、朝までウネリが治まることもなく、ワンド側では潮も動かず、全く魚信もなく、エサもほとんど取られず、T原さんも私も何1つ釣果をあげることなく、期待していた夜釣りがボウズで終了。
07:00頃、夜が明けるのに合わせて、上カゴ仕掛けに変え、クロあるいはヒラス狙いとします。
この時間で、週末までの仕事の疲れで眠気もピークになりますが、渾身の力を振り絞ってカゴ釣りを開始。
沖向き正面には大きなシズミ瀬がいくつもあり、これで潮が速かったら絶対にカゴ釣りにはなりません。おそるおそるカゴを振り込むと、良いのか悪いのか、潮は全くと言っていいほど動いていない。一応カゴ釣りにはなるが、潮が動いていないので釣れそうな気配もない。
正面沖やシズミの周りにカゴを何度も振り込みますが、魚の反応は皆無。小さなカゴに変えたり、ハリスを4号まで落としたり、底カゴに変えたり、狙う場所を変えたりもしてみますが、何1つ魚信を捉えることができません。
この辺りから、「このまま今日はボウズで終わるのか?」との不安がよぎります。
1投1投、不安が大きくなりますが、今日は50cm以下は外道扱いの"大グロ"を狙いにきたので、小物釣りに切り替えたりせず、1回のチャンスを期待して辛抱強く続けます。
T原さんは、朝もフカセ釣り、途中でハリスを1.7号まで落としたり、カゴに変えてみたりされますが、アラカブ1匹とコショウダイ1匹が釣れただけで、クロの反応はさっぱりです。
2人でいろいろやってみましたが、始終潮も動かず13:00に力も尽き果てて敢えなく納竿。結局、夜~昼を通じて小さなクロさえも顔を拝むことなく終わりました。
この釣行で私が魚信を捉えたのは、何と“ハリセンボン”1回のみ。12年の磯釣り経験の中で、おそらく過去2番目の“最悪な釣り”となってしまいました。
帰りの船ではしっかりベッドを陣取って爆睡。先に回収してもらう本島北側の特権ですかね。
帰港後、他の磯ではヒラスやクロが上がっているところもあったようですが、「今日は全体を通じてあまり釣れていない」とポーターの方が言ってました。
今回の釣行で、魚が全く釣れなかった理由がハッキリせず、しっくり来ませんが、シケ続きで、上がった瀬にはクロが居なかった?あるいは相当に喰いが渋かった?加えて、ヒラスやマダイなどの回遊性の魚も来なかったのかな。
「こういう日もあるさ」と自分に言い聞かせながらも、釣れてた磯もあったのは事実なので、やっぱり悔しい。
今回の釣果(完全に空っぽです・・・)

今回は、海況の読みや上がる瀬を間違えたことが最大の敗因ですね。
今回の結果を深く受け止め、もっと勉強したいと思います。
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1月半ばから最近まで、60cmを超える良型の尾長グロが釣れている情報がいくつかあったので、これは期待出来るのではないかとの思いで、わずかな時間を作って行ってきました。
一緒に釣行予定であったH氏は、前日に急用が入ったためやむなく断念。急遽1人での釣行となりました。
途中の釣具屋でエサや小道具を買い足して、22:00の出港予定より1時間ほど早く出港地の福間港に着きます。
しかし、船には既に多くの釣客が乗船済み。25人は既にいるようで、みなさん相当気合入っているようです。
今回お世話になったのは、恵比寿丸さん。ヨシダ釣具さんで予約を受け付けています。
出航前のエビスⅡ(デカイです)

急いで支度をして船に乗り、船長に1人で来ていることを告げます。今日は37人の客がいるらしく、本島北側の磯に上がろうかと言われ、快諾。本島北側は冬場は上磯チャンスが少ない磯が多いので、今夜は1発大物が期待できそうです。
船室を覗くと、既に椅子もベッドも空いていない。仕方なく船後方の船室外で他のお客さんと5人で床に座ります。
予定より30分早く出港。船室外だと風をまともに受けますが、今夜はあまり寒くないので何とかやり過ごします。
出港から1時間10分ほどで船がスローダウン。小屋島から順に客を降ろしますが、ウネリが大きくあげれる場所が少ない。予報では風が治まっていたので波気は大丈夫かと思ったのですが。ウネリまでは予測しづらいですね。
ほとんどのお客さんは、小屋島周りに上磯。残りの10名ほどを乗せて船は本島北側へ。
しかし、ここでもウネリが大きく、上がれるところが少ない。名磯“ノリ瀬”は波をかぶって上がれそうにありません。船は島の北東にある“本ワレ”まで確認に行きますが、ここもウネリでダメ。
私は最後から2組目に、他の1人のお客さんと一緒に、何とか上がれた“大谷瀬”という地磯に上磯。
ウネリから逃れるため、急いで荷物を磯の高い場所へ上げたのでクタクタになり、少し船酔いもしていたせいもあって、一緒に上がったT原さんと一緒にしばし休憩。
話を聞くと、T原さんは、私と同様に夜はフカセ釣り、昼はフカセ釣りか、状況によってカゴ釣りで用意してきたとのこと。
ほぼ私と同じような感じなので、一緒にやりやすそう。そう言えば、やむなく来れなくなったH氏も、そんな感じでやる予定でした。私にとっては釣友H氏の代役のような存在?
大谷瀬(昼間撮影)



この瀬には初めて上がりました。写真では判りづらいかもしれませんが、沖向き正面に大きなシズミ瀬がいくつもあり、ウネリで大きなサラシを発生しています。ヒラスズキでも出てきそうな感じ。ルアー持ってくれば良かったと少し後悔。
ウネリで正面に出れないため、潮が動くであろう正面でフカセが出来ないどころか、これで潮が速かったら、朝からカゴを投げれば即座に道糸がシズミ瀬に引っかかるハズなので、おそらく釣りどころではなくなりそう。
自分のおかれた状況に少しガッカリしながらも、右手にある瀬“カベ”との間にある大きなワンドは波気が無いので、ここで竿を出すことに。
しかし、今晩は“地グロ”狙いではなく“尾長グロ”狙いのため、波気のないワンド側ではなく、流れに乗せた本流釣りがしたかったのですが・・・。
0:30頃、私がワンド側のサラシとの境界となる沖側、T原さんが少しワンド奥側に釣座を構え、ようやく実釣開始。今日は50cm以下のクロは外道扱いで来たので、8号ハリスの太仕掛けで望みます。
まずは、瀬際を丹念に狙いますが、ツケエに反応はない。時折サラシが入ってくると、水面付近だけが押されて流れるため、仕掛けが瀬際に落ち着いてくれない。
そこで、サラシの影響の少ない少し奥側で瀬際に仕掛けを落ち着かせて狙うがこれにも反応無し。
思い切って、サラシに乗せてワンド入り口全体を狙いますが、これにも何の魚の反応もない。どうも今日はおかしい。
2:30頃、上磯時にポーターから「深さは15m程」と聞いていたワンドの中心部を狙いますが、竿2本程で根掛かり。このため、底付近の竿2本弱で攻めていると、ようやく待望の魚信があります。
しかし、大した抵抗も見せずあがってきたのは、沖ノ島ではおなじみの“ハリセンボン”。
3:30頃、魚信もないので少し休憩をいれて再度釣りを開始しますが、朝までウネリが治まることもなく、ワンド側では潮も動かず、全く魚信もなく、エサもほとんど取られず、T原さんも私も何1つ釣果をあげることなく、期待していた夜釣りがボウズで終了。
07:00頃、夜が明けるのに合わせて、上カゴ仕掛けに変え、クロあるいはヒラス狙いとします。
この時間で、週末までの仕事の疲れで眠気もピークになりますが、渾身の力を振り絞ってカゴ釣りを開始。
沖向き正面には大きなシズミ瀬がいくつもあり、これで潮が速かったら絶対にカゴ釣りにはなりません。おそるおそるカゴを振り込むと、良いのか悪いのか、潮は全くと言っていいほど動いていない。一応カゴ釣りにはなるが、潮が動いていないので釣れそうな気配もない。
正面沖やシズミの周りにカゴを何度も振り込みますが、魚の反応は皆無。小さなカゴに変えたり、ハリスを4号まで落としたり、底カゴに変えたり、狙う場所を変えたりもしてみますが、何1つ魚信を捉えることができません。
この辺りから、「このまま今日はボウズで終わるのか?」との不安がよぎります。
1投1投、不安が大きくなりますが、今日は50cm以下は外道扱いの"大グロ"を狙いにきたので、小物釣りに切り替えたりせず、1回のチャンスを期待して辛抱強く続けます。
T原さんは、朝もフカセ釣り、途中でハリスを1.7号まで落としたり、カゴに変えてみたりされますが、アラカブ1匹とコショウダイ1匹が釣れただけで、クロの反応はさっぱりです。
2人でいろいろやってみましたが、始終潮も動かず13:00に力も尽き果てて敢えなく納竿。結局、夜~昼を通じて小さなクロさえも顔を拝むことなく終わりました。
この釣行で私が魚信を捉えたのは、何と“ハリセンボン”1回のみ。12年の磯釣り経験の中で、おそらく過去2番目の“最悪な釣り”となってしまいました。
帰りの船ではしっかりベッドを陣取って爆睡。先に回収してもらう本島北側の特権ですかね。
帰港後、他の磯ではヒラスやクロが上がっているところもあったようですが、「今日は全体を通じてあまり釣れていない」とポーターの方が言ってました。
今回の釣行で、魚が全く釣れなかった理由がハッキリせず、しっくり来ませんが、シケ続きで、上がった瀬にはクロが居なかった?あるいは相当に喰いが渋かった?加えて、ヒラスやマダイなどの回遊性の魚も来なかったのかな。
「こういう日もあるさ」と自分に言い聞かせながらも、釣れてた磯もあったのは事実なので、やっぱり悔しい。
今回の釣果(完全に空っぽです・・・)

今回は、海況の読みや上がる瀬を間違えたことが最大の敗因ですね。
今回の結果を深く受け止め、もっと勉強したいと思います。
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気象学や生態学的な要素を必要とするその読みが、釣りの面白いところでもありますね。
ベテランの域に達するには、まだまだ道のりは長い?のかもしれません。頑張ります。