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Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

DVD「海を飛ぶ夢」を観ました。2008年12本目

2008-02-28 17:15:55 | LOVE MOVIE
作年 : 2004年
製作国 : スペイン=フランス

監督 : アレハンドロ・アメナーバル

これは本当にあったお話。スペインで今もなお認められていない尊厳死に関するお話です。
20数年間もベッドで寝たきり状態の主人公。彼は、尊厳死を求めて、国に裁判を起こしました。
そこに現れた弁護士との関係、偶然テレビで彼を知って彼の手助けになろうとする女性。
「死」について深く考えさせられるお話です。

私は最近ある映画を見ました。主人公が最後に死んでしまう映画です。でもそれを観て
私はハッピーエンドだと思いました。
死がその人に取ってどのようなものなのか、一概にはいえません。
私は尊厳死を認める認めないそんな意見の答えを求めている訳ではなくて、
いえるのは主人公の死にたいという気持ちはわかるということです。
裁判で「自殺を失敗した人は処罰されないのに、どうして尊厳死の手助けは犯罪なのか」という
セリフにうなってしまいました。
彼を救いたいという人も、1「尊厳死を手伝う」2「今後を看病する」と2派にわかれるでしょう。
何が正解で何がまちがいなのか、難しい問題ですよね。
大人になって少しでも何かいろいろと経験して来た人、が見る映画だと思いました。

DVD「テープ」を観ました。2008年11本目

2008-02-26 21:02:57 | LOVE MOVIE
goo映画「テープ」

かつて高校時代の同級生だった男性1人、女性1人の
3人がある出来事について、モーテルの1室で話し合う。
1人の男性によって告白された証言がテープに録音されたのだが、
その小さなテープさえなければ‥。テープに振り回される3人‥。

ユマサーマンとイーサンホーク夫婦の共演。
安いモーテルの部屋だけで繰り広げられるお話。
登場人物がたった3人というとてもシンプルな映画。
90分弱っていう時間もちょうどいいし、テンポがいいですね。
でも、記憶や出来事って人によって捉え方がまったく違うということを
考えさせられる深い作品だと思います。

ユマサーマン演じた女性の心理。切ないだろうなぁ。

一度観てみてください。

DVD「アザーズ」を観ました。2008年9本目

2008-02-20 18:56:09 | LOVE MOVIE
アザーズ - goo 映画

監督
アレハンドロ・アメナーバル
主演
二コ-ルキッドマン

古い洋館に暮らす一人の女性。戦争にでたまま帰ってこない夫の帰りを待ちながら、
光アレルギーをもつ2人の子供と生活している。
そこにかつてその洋館に働いていたというメイドがやってくるのだが、
その洋館にはアザーズつまり幽霊がでるというのだ。
光アレルギーをもつ子供達のため、カーテンで閉め切った洋館で暮らす様子が
暗闇の生活で、映画の演出にも一役買っていると思う。

ニコールキッドマン美しいなぁ。それだけでも見る価値ありますよ。
洋館に暮らすクラシックな女性っていうのが似合いますよね。
子供達もかわいいです。
このDVDはホラーのジャンルに置かれていたのだけれど、サスペンスというか
謎掛けというか、最後の瞬間、あぁ~~!って思いましたね。
是非ネタバレしないうちにご覧下さい。

mixiでSAWが好きな人が好きそうな映画で紹介してたので、観てみました。
SAWほどの衝撃は無いけど。もちろんスプラッターではありません(笑)
ニコールキッドマン綺麗~~ただうっとり。

DVD「4人の食卓を観ました」2008年、3本目

2008-01-23 22:16:07 | LOVE MOVIE
2004年韓国映画
猟奇的な彼女の主演女優、チョン・ジヒョンの2年ぶりの映画出演。

婚約して挙式間近の男性主人公がある日、最終電車の中で母親に毒殺された子供を観てしまう。
新居をかまえ、あたらしく購入した4人がけのテーブル。
そこに、その時毒殺された少女の姿が現れるようになった。
その時、人の過去がみえてしまうという一人の女性に出会う。
彼女は霊感があるらしい。
彼はその女性にいつもみえてしまう少女のことで相談するが‥‥。

この映画、猟奇的な彼女を再見しようと思って韓流コーナーにいったら、
たまたまみつけたもの。
あらすじを読んでおもしろそうだなぁ~って思いました。
ところがみたらホラーに属するんですか?結構グロいシーンもありますね?
見終わった日、脳裏に焼き付いてなかなか寝付けなかったです(笑)
とにかく人がたくさんいろんな死に方をしますね。

彼女の奇怪な力のせいでいろんな事件が起こりますね。
「縁起の悪い女」そうレッテルを貼られてしまいます。

そんな女性を演じたのはチョン・ジヒョン!
全編ノーメークで挑んだらしいです!
病気の役なので、へたにメークしてるとリアル感がないんですよね。
彼女みたいな病気の人はメークなんてしないですからね。
でも顔が小さくて本当にかわいい~。
韓国の女優さんって、彼女みたいな顔立ちと、主人公の男性の婚約者みたいな
顔立ちの人にわかれません?日本人受けするのは前者ですよね!
今はアジエンスのCMに出てますけど、かわいいですね~。
彼女の今までと違う役柄に注目の映画です!

映画「その名にちなんで」を観ました2008、1本目

2008-01-15 22:26:58 | LOVE MOVIE
今年最初の鑑賞はこちらになりました。
アメリカで住むインド人のお話。ある一組のインド人夫婦がインドで結婚しアメリカに移ってきます。
といっても旦那さんはもともとアメリカで仕事をしていて奥さんだけが初めてインドを離れてアメリカに来ます。
文化も言葉もまるでわからないことだらけです。
何年かたって子供が生まれました。
もちろん子供は生粋のインド人です。でもアメリカで生まれてからずっとくらすから
中身はほとんどアメリカ人。そこで、成長してから古いインド人文化の両親ともめたりする訳です。
その子供、親がつけてくれた名前ですごくからかわれるんです。
ロシア人作家のゴーゴリとおなじ名前。その作家がとても変人だったため、クラスメイトにいじられ
いやでいやでたまらなかったのでした。
なんでこんな名前にしたのか?
のちに本当の名付けた理由を知る訳なんですが、そこでそのゴーゴリは一歩踏み出す訳なんです。

この映画2時間30分くらい。ちょっとだれるかな?
両親の結婚から子供の結婚まで、全部語るんですか?ってな感じ。
途中、アメリカの家のポストが落書きされていて「人種差別だ」って騒ぐシーンがあるんですけど、
その点についても深くは語らず仕舞いだったのでそのシーンいらなかったんじゃないかな?なんて突っ込んで
みたり。
あの場面でエンドにしてもよかったんじゃないかな?って思ってみたり。

でも親が子を思う気持ち、すごくありがたいなぁって思います。
文化が違えど、どこの国でも親が子を思う気持ちってかわらないんですよね。
ゴーゴリと父親が名前を名付けた理由を語り合うシーンで言ったお父さんの言葉。
すべての親が思うことなんでしょうね。
ここは泣けます。

インド映画って初めて見ましたが、インドの文化をかいま見れたり
楽しかったですよ。インド人が海外で暮らすことの大変さ、国際結婚について
自分のルーツについて。
テーマは盛りだくさんでした。
作中で「本で旅行した気分になる」というような言葉がありましたが
私は、映画でいつも旅した気分になります。

ファミリーについての温かい作品なので、洋画ではめずらしいかなと思います。