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Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

DVD「リプリー」を観ました。2008年26本目

2008-03-17 20:27:54 | LOVE MOVIE
原題 : The Talented Mr. Ripley
製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ


主演: マット・デイモン (Tom Ripley)
グウィネス・パルトロウ (Marge Sherwood)
ジュード・ロウ (Dickie Greenleaf)
ケイト・ブランシェット (Meredith Logue)
フレディ・ミルス (Philip Seymour Hoffman)

アメリカで。富豪の親父さんからイタリアに居る放蕩息子をアメリカにつれて帰って来てくれ。
と頼まれたトムリプリー。
イタリアで見た息子は、男も女の虜するプレイボーイだった。
いつしかトムは彼に惹かれるようになっていったのだが、一方彼はトムを煙たがる。
そこである事件が起こって‥‥

これ、トリッキーな映画ですね!そもそも、トムリプリーってトムリプリーになりすました誰かさん(名無しさん)
じゃなかったですか?マットディモンはトムリプリーじゃないですよね?これ、私の誤解?(笑)
ディックの大学時代の同級生のトムのふりしてイタリアにいったんですよね?
まず最初からややこしいなぁ~。
人間の最大の愛情表現って相手みたいになりたいっておもうことらしいです。ってきいたことがあります。
だから、ミュージシャンのコスプレとかする人って、その人みたいになりたい。って愛情表現なんだそうですよ。
トムもそういう気持ちからディックそのものになりたい!って思ったんじゃないでしょうかね。
これって同性愛とかの内容も含んでるし、何気に内容濃いし!
そして、豪華キャスト。いまや主演4人は大スターですよね!
しかし、個人的にケイトブランシェット大好きで、こういう富豪の娘って役柄本当に似合いますね。
高貴な香りがします(笑)
うそにうそを重ねたミステリアな展開にどうぞ吸い込まれて行ってみてくださいね。
結構ドロドロ昼ドラ系?


DVD「オールドボーイ」を観ました。2008年22本目

2008-03-10 21:13:27 | LOVE MOVIE
原題 : Old Boy
製作年 : 2003年
製作国 : 韓国

15年間何者かによって監禁生活を強いられて来た男が自分を監禁していた犯人に復讐を挑む。
犯人の動機はなんだったのか、そして主人公が知る衝撃の真実!

タイトルの意味、なるほど~。
これは重い映画ですね。
人間の生きてる意味、生き甲斐ってなんでしょうね。
満足ですかね?
確かに、即、殺してしまうより、こうやってじわじわ病ませる方が効果ありますよね。
復讐していたのはどっちなんでしょうね?
ラストはそれは衝撃ですよ。
やられたらやりかえすんですよね。人間て怖いですね~。
こんな映画みたことなかったです。おもしろかったですね~。
韓国ではこういうことは、よくあるって聞いたんですけど本当ですかね?噂ですか?偏見でしょうか?
というか、原作が日本人だった。驚いた~。
私は、この映画好きですよ。良く出来てると思います!SAWっぽいサスペンスと衝撃度!!

ミド役の女優さん。かわいかったです。


DVD「シュウシュウの季節」を観ました。2008年21本目

2008-03-10 20:57:09 | LOVE MOVIE
原題 : Xiu Xiu
製作年 : 1998年
製作国 : アメリカ

中国1975年文化大革命当時、都会に住む学生達は労働者として
地方に行かされていた。
主人公の少女、シュウシュウは模範的な労働者ということで、本部から牧草での労働を頼まれる。
その半年後、故郷への帰還が約束されていたのだが、その約束の日を待っても誰も迎えには来なかった。
牧草で一人の男と暮らしていたのだが、真実の愛を知る事件が起きる。

泣ける映画ということで勧めていただいたものです。
制作はアメリカですけど、舞台は中国、台湾の映画ですよね?
本当に中国ではこういう労働者派遣みたいなことが実際に行われていたんでしょうかね。
今も昔も、コネやお金があれば自由なんだなと思うと理不尽です。
主人公の気持ちもすごくわかります。
あんな無垢な少女、視野の狭い若い年なら、ああいうことしか思い浮かばないでしょう?


実話ではないのですが、30数年前の中国、または戦時中の日本でもこのような
ことが実際にありそうですね。
きれいごとばかりに目を向けないで暗い真実に目を向けることも必要かもしれません。
私は、泣けるかというより怒りを覚えてしまいました。
映像は平原などの大自然の中ですし、綺麗です。それと反比例するかのような汚い大人の心が
余計にクローズアップされますね。
でも、最後のシーンはきれいですね。
衝撃的な映画です。みるのに覚悟してみてください。

DVD「ダンサーインザダーク」を観ました。2008年20本目

2008-03-09 00:28:40 | LOVE MOVIE
原題 : Dancer in the Dark
製作年 : 2000年
製作国 : デンマーク
主演;ビョーク カトリーヌドヌーブ

チェコからアメリカに移住して来たシングルマザーのセルマは
弱視でありながら工場で働きながら一人息子のジーンを育てていた。
息抜きはミュージカル。仕事の合間にいきがいとして楽しんでいた。
彼女は失明の危機にありながらも、息子の将来の為に貯金をコツコツ貯めていた。
そんな中、となりに住む友人のビルから秘密を打ち明けられる。
友情を信じていたセルマは彼女の秘密も彼に打ち明けるのだったが、
それが後の悲劇につながる。
彼女の正義心、強さ。それがとても切ないです。
セルマはミュージカル映画が大好き。でも映画が終わってしまう悲しみをさけるために
敢えて最後から2番目の曲で会場を後にするようにしていた。そうすると、終わりを感じないですむからだそうです。

ビョークがとても好演してました!実際彼女のことは良く知らないのですが、歌姫ということは知っています。
この映画の中ではすごくいい女優さんに変身してましたね。
彼女の劇中の歌もよかったし、あの表情、心理表現すばらしいです!
このストーリーは彼女の不器用なまでの素直さに焦燥感を感じながらも、女の強さ、母の強さを感じました。
彼女がされたしうちはとてもつらいことなのに、そんな状態でも友達を思ったり、子供のことを考えたり。
自分も同じことができるのでしょうか?やっぱり女として子供はすごく欲しいと思ったりもしました。
いい映画ですね!あとあと考えさせられる映画ですけど、価値ある映画です。
カトリーヌドヌーブの助演もすばらしいでしょうけど、ビョークの演技に感動しました。
この監督はドックヴィルを先にみていたのですが、すごい監督ですね!

賛否両論なんですか?私は大好きです!



DVD「ボーイズドントクライ」を観ました。2008年19本目

2008-03-08 23:52:23 | LOVE MOVIE
原題 : Boys Don't Cry
製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ
主演;ヒラリースワンク クロエセヴィーニ

性同一障害と戦いながら実在した人物のお話。主人公ブランドン。アメリカのネブラスカ州に住む。
主人公はある小さな町へ向かいそこで2人組の男と出会い、さらに彼らの仲間のラナという女性に出会い意気投合する。
ラナと主人公ブランドンは次第にお互いに惹かれ合っていく。
もちろんブランドンは自分は女という事実を隠しながら。
2人組の男は前科もあり危険な男達であった。ブランドンはスピード違反等の事件で
逮捕拘留されることになり、ラナにも自分は女だという事実が明らかになってしまう。
ラナはその事実をも受け入れ、2人は幸せになっていくはずだったのだが、
2人の男達がそれを気に食わず、悲劇が起こる。

この映画を最近勧めてもらったのですが、非常に興味深かったです。
実際の話ということで、本当に切なかったです。

たぶんこれが映画化されたことで、
この人のような事実が後世に伝えられることによって、価値観等を振り返る機会があって
少しは差別等がなくなってきているのかな?
これからは差別がない世の中になって欲しいと思う。
人を好きになったりすることって、私は性別を超えてお互いに人間として好意をもてればいいと思うのであって、
男であろうが女であろうがどうでも思う。

もっとアメリカの都会だったらこういう人達はいたのかな。理解されたのかな?
もっと時代があとだったらよかったのだろうか?
きっとこういうことで悩んで一生を送ったって言う人、この映画みたいに明らかになっていなくてもたくさいると思います。

こういう人達って珍しくもないし、差別されるべきでも無いと思う。
人の肌の色が違う、話す言語が違う、でも人はわかり合えるのに、どうして性の問題は差別するの?
こういう問題を投げかける映画等をたくさん流して、人々が、社会がもっと理解を深められたらいいですね。
いい映画です。人生で一度は観るべきだと思います。

余談ですが、私はクロエセヴィーニが好きです。彼女のヌードってエロスですよね。
観ればすぐその理由がわかると思うんですけど。
でも!服をきててもかわいいですよ!おしゃれですし!






DVD「ザ・ブラウンバニー」を観ました。2008年16本目

2008-03-03 20:52:45 | LOVE MOVIE
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
主演:ヴィンセントギャロ
クロエセビーニ

レーサーである主人公は東海岸でのレースを終えアメリカを横断し、
ロサンジェルスで行われる次のレースへ出場するため、車を走らせた。
デイジーという彼女のもとに帰ることを考えながら、旅先で同じ花の名前をもつ
女たちと出会うが、彼の心は空虚のまま。
終着地、ロスでデイジーとの再会を果たすが‥‥‥。

最後のストーリー展開にびっくり。
アメリカの広大な大地とそれに反比例するような、彼のむなしさ孤独感がテーマというところでしょうか?
なぜ彼の心がこんなに満たされていないのか。その答えはラストでわかります。
最後のラブシーンは全身全霊をささげないとなしえないもの絶賛されたらしいです。
たしかに、魂こもってるな~。それだけにエンディングが心に来る。
切ないですね。印象に残る映画です。

個人的にクロエセヴィーニが好きです。
おおげさなシーンなどはないけど、味のある、映画って感じですね。

DVD「メメント」を観ました。2008年15本目

2008-03-02 20:43:36 | LOVE MOVIE
原題 : Memento
製作年 : 2000年
製作国 : アメリカ

主演;ガーピアーズ

妻を殺されてしまったショックで記憶を10分しか保てない病気になってしまった主人公。
忘れないように、観たものをポラロイドカメラに収め、メモを残し、入れ墨をする
(かいたメモをどこにおいたか忘れてしまうため、体にかけば忘れないという理由で)
彼は犯人を追おうと必死になるが。


なるほど~。時間軸がばらばらなんですね。
これも、主人公が記憶が無いから、
「先のことが見えない」という体験を私たちに疑似体験させる効果がありますね。
サスペンス的にはらはらするし、トリックもおもしろいし、
またみてみたいなと思います。
新しい手法で、デジタル脳というか、若い感性ですね~。
また観てみます。

DVD「天国の口、終わりの楽園」を観ました。2008年14本目

2008-03-02 20:42:48 | LOVE MOVIE
原題 : Y Tu Mama Tambien
製作年 : 2001年
製作国 : メキシコ

主演:Gael Garcia Bernal ガエル・ガルシア・ベルナル (Julio)

2人の男子高校生が大学に入学するまでの休みの間、お互いの彼女も親とヨーロッパ旅行にいってしまい、
時間を持て余してしまう。
ある日、親類の結婚式で出会った女性をナンパし、架空の「天国の口」というビーチにいかないか?
と誘う。しかし、彼女は主人公の男の子のおじさんの妻であったため最初は断られたのだが、
気が変わって彼らの誘いを受けることになる。
そして、楽園のビーチへ向かうまでの3人の旅が始まる。

これはガエルガルシアベルナルが観たくて借りた映画なんですが、メキシコの風景、ぎらぎらの太陽、綺麗なビーチ
がみててまぶしいです。メキシコラテン系なカラフルな印象。楽園!!って感じ!
でもこの印象とは逆の貧困に困っている国でもあるんですよね。
この映画には高校生の青さ、友情について、メキシコの残る貧富の差、生と死についてあらゆることがテーマにあるような
気がします。
この映画をみていると本当に何をするにも一緒で、本当に仲いいなぁ~って2人も
高校卒業後には会わなくなってしまうんですけど、
それも、なんか切ない。でも真実というか、人生ってそんなもんですよね?
私にも高校生の時の友達ってもうつながってないしな。女と男はまた違うかもですけど。

邦題はこの映画のストーリーに本当にあってる気がするんだけど、
人が抱えているもの、行動、いろんな理由があって、生きてる人も死に向かう人も、
みんな痛みを抱えて生きている。人生って‥‥。

って何気に深い映画ですね。