tokyo.sora

坂、建物、映画を中心に書いていくブログです。

おいはぎ坂(おいはぎざか)

2017-06-24 09:27:45 | 東京の坂

【大田区南馬込】
別名、牛洗戸坂とも言われています。
坂名の由来は、道が狭く見通しが悪いため、度々おいはぎに遭ったところから名付けられました。

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右に見える社は、北向上台稲荷です。
上に見える墓地は、万福寺の墓地で、おいはぎが出そうな名残があるなかなか雰囲気のある坂です。

 

 

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犬坂(いぬざか)

2017-06-12 11:47:28 | 東京の坂

【品川区東大井】
この坂は、階段が造られるなど舗装整備されているが、曲がりくねった坂道であった。
犬坂の由来は不明であるが、俗称の「へびだんだん」はその曲がりくねった有様からそう呼ばれている。

 

 

 

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弁慶坂(べんけいざか)

2017-05-26 20:02:53 | 東京の坂

【府中市片町】
『江戸名所図会』に「甲州街道に架する所の橋をも弁慶橋と号け、東の坂を弁慶橋と呼べり」とあります。
この坂は、高安寺に伝わる弁慶橋に由来します。これは、高安寺の堂のうしろにある古井戸の水を汲んで硯の水とし、大般若経を書写したと伝えられるものです。高安寺は、往古建長寺の末寺で、足利尊氏が武蔵国の安国寺として中興した名刹です。この寺は、武蔵守藤原秀郷の館跡とも言われています。
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高安寺は、左手の住宅の裏手にあります。
片町の由来は、南側は高安寺があって町場がなく、北側だけに町場あったためである。
全国にある片町の由来は、どっちか片方に町場があったことに由来していることが多い。

 

 

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猫又坂(ねこまたざか)

2017-05-19 09:09:17 | 東京の坂

【文京区千石】
不忍通りが千川谷に下る(氷川下交差点)長く広い坂である。現在の通りは大正11年(1922)頃開通したが、昔の坂は、東側の崖のふちを通り、千川にかかる猫又橋につながっていた。この今はない猫又橋にちなむ坂名である。
また、『続江戸砂子』には次のような話がのっている。
むかし、この辺に狸がいて、夜な夜な赤手拭いをかぶって踊るという話があった。ある時、若い僧が食事に招かれての帰り、夕暮れ時、すすきの茂る中を白い獣が追ってくるので、すわっ、狸かとあわてて逃げて千川にはまった。そこから、狸橋、猫貍橋、猫又橋と呼ばれるようになった。猫貍とは妖怪の一種である。

 

 

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