ブログの練習

ブログを書く練習です。
最近はレトロな計算機(電卓、マイコン、パソコンなど)
に関することを書き始めました。

Intel 4004 (その1)

2022-10-03 20:45:55 | マイコン(4004)
Intel MCS-4 Micro Computer SetのCPU 4004です。幸運にもヤフオクで入手することができました。
商品名は「★ パーツボックス 中古品 + 多種半導体部品入り  2ケース ★」、商品説明には「半導体の内容等については添付写真にてご確認下さい。」としかなく、4004に関しては一切言及されていませんでした。肝心の商品写真も下記のように不鮮明なものしかなく、拡大しても数字は読み取れなかったのですが、たぶん4004だよなあ、もしかしたら4001かもしれないけど最悪4001でもいいやという気持ちで入札しました。
これがその商品写真(の一部を切り出したもの)。


4004に気付いて入札していた方がもう一人いたのですが、その方も外したら痛いと思って入札額を抑えていたとのこと(twitterでの回答)。商品が不明確だったことが幸いして落札することができました。
とはいえ、実物が届くまでは半信半疑で不安だったのですが、ちゃんと4004が2つと、その横には8008が二つ並んでいました。(冒頭の写真です。)
さらに、スポンジの裏には4001が1個と4003が2個挿さっていました。


お話でしか読んだことのないCPUだったのですが、実物が手に入ったので動かしてみるべく勉強開始。1975年発行のインターフェース「マイクロプロセッサのすべて第1集」(トラ技別冊として発行された、月刊誌になる前のもの)とトランジスタ技術1974年9月号を本棚から発掘してきました。データシートはbitsavers.org(Index of /components/intel/MCS4)に発見。


以前オレンジピコショップで購入して積み基板になっている「SBC4004/Busicom-141PF専用プリント基板」があり、もしかしたらそれを使えば手っ取り早く動かせるのかもしれませんが、せっかくなので自分で一から勉強して、できるだけデータシートに忠実に、当時の資料を参考にしながら、部品もなるべく昔のものを使って動かしてみようと考えています。
とりあえず、4002を4つeBayの中華ストアに注文、クロックジェネレータ用の部品を若松に注文したところです。ROMをつなげるために4289も欲しいのですが、eBayでイギリスの店が売ってるやつは商品写真が無い上に商品名が"D4289 Transistor"なのでsellerに問合せ中。

【2022/10/3 20:43 追記】
sellerから回答が来た。実物の写真が無いのが不安だけど、過去に買った人が3人ぐらいいるらしいのと、sellerの評価がそれなりに高いのを信じて購入。

送った質問。修正前の商品名、画像。


sellerからの回答。修正された商品名と画像。


買っちゃいました。

たぶんこの部品はマイコンとレベルコンバーターがあれば作れるのだろうけど、4004を動かすために21世紀のマイコンを使ってメモリに接続したりしたら、一体何をやっているんだろうという気持ちになりそう。なので、できるだけ当時の部品だけでやろうと思います。

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