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世界一面白いミュージカルの作り方

早稲田発小劇場系ミュージカルプロデュースユニットTipTapのブログです。
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通し稽古好きだから

2012-02-08 02:45:35 | tiptap
もうお稽古も残す所いつかほど。
このへんになると毎日のように通しちゃいます。
だって通しが好きだから。
特に今回の作品は
後半30分の流れが本当に大事なので
何度も通して気持ちをうまくながせるようにしときたいわけです。
それと主人公が信じられないくらい大変なので
ペース配分や色んな調整をするために
通し稽古がかなり重要なんですねえ。

何と言っても今回は三チームありますから
通すのだって三回は通しますよね。
どのチームも通したい訳ですから
こっちもスケジュールをうまく調整してあげてみんなが
満足できるようにしたいんですね。

さてもうどのチームも一回ずつは通したんだから
あとはどのタイミングであと何回通せるか。
たくさん通してあげたいですね。
どのチームもチームなりの目標がみえてきました。

僕のめんどくさーい駄目だし攻撃ももうそろそろ
終わりを告げるでしょう。
まあ本番中も駄目を出し続けますけどね。

最近通しでまなんだことは
人それぞれのやり方があるんですな。
演じるという事にも色んなやりかたがある。
それを限定するのは演出家の役目ではないのかも。
テンションというなの感情を操れるのが人間だという持論が
意味をなさない人もいるのだなと。
でもそれはそれで面白い。
さあどうなるのか。楽しみですね。



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稽古13日目

2012-02-06 15:49:28 | 稽古場日記
さあオフ開けの稽古が始まりました!

今日から稽古3週目、最終の週です。

今日は久しぶりに美木マサオ先生がいらしてスージング確認です。

マサオ先生がチェックするとほんとに見違える程見やすくて素敵な振りになります。

一番の見所は作曲家小澤先生や演出部にも人気の、"ドラッグドラッグドラッグ"という曲の振り付け。

ワークショプからさらにお洒落でチャーミングにグレードアップした振り付けに注目してください!

熱い、あついあつい振り付けマサオ先生は最初こんな感じでご指導してましたが、、


今はもうこの寒い中Tシャツでご指導中です。


さあ今日もマサオ先生のタンクトップ姿は見られるのでしょうか??!

一週間後にはもう小屋入りです。

この一週間でどこまで詰めて小屋入りにのぞめるか、これからが勝負です!

みなさまご予約はお早めに★


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相性と感性

2012-02-06 03:40:49 | tiptap
いやあ体調不良と時間がなくてブログを更新しなかったのです。
すみません。

もう気づけば小屋入りまで一週間。
早速2チームも通しが終わりさあこれから本当に詰めの時間ですね。
これからがどこまで妥協しないかが自分に課せられる課題です。
だんだん諦めて来ちゃったりするもんです。
でもねえそりゃあ妥協の無い一本にしたいわけですよ。

だからストイックになりたい。
だからやり残しのないように
駄目だしを膨大に書く。
きっとみんなめんどくさいなあって思うんだろうな。
でもいいんです。

それでも伝わらないほうがいやだから。
さて最近思うことは
感性が合う人と仕事できるってなんて幸せなんだろうかと。
今回の作曲家もそうだし芸術監督もそうだし
もちろん俳優さんだってそうです。

逆に感性が合わない人との仕事程嫌な事はないですね。
まあ仕事ですから仕方ないんですが。
感性を大切にしたい職業だと思うので。

本当に関わる人全てが僕の感性に合うひとだったら
どんな素敵なものができるのか?
いつか試してみたいなあ。

ゆくゆくはやっぱり劇団なんですかね?
僕の感性を信じてくれる人を集めてね。

まずはチケット売ってたくさんの人に自分の作品を観てもらわなくては。

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稽古10日目~素敵なエピソード~

2012-02-02 19:27:07 | 稽古場日記
稽古折り返し日です!

今日はクライマックスのシーンを何度か通しました。

一度やるだけでかなりの熱量をつかうこのシーン、

演じる人、演奏する人はもちろん観る人までグンと疲れる気がします。

いい意味でね!

今日はCチーム男役の方がお休みだったので、

Aチーム男役伊藤俊彦さんが、Cチーム青年役味方良介くんの稽古に付き合って頂きました。


この二人とっても素敵なエピソードがあるんです!

2003年俊さんが東宝「レ・ミゼラブル」に出演していた時、

味方くんは出待ちして、俊さんに写真を撮って頂いたそうです。

その時味方くんはまだ11歳。

19歳の味方くんは憧れの俊さんと、某スタジオでお稽古しているわけです。

味方くんは緊張してお腹いたくなっていましたが、

とってもいい経験ですよね!!!

本番では二人の共演はありませんが、AチームもCチームも見逃せないチームです。

是非是非観に来てくださいね!


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どこまで伝わる?

2012-02-02 06:51:47 | tiptap
お稽古も折り返し。
どんどん落とし込んでいく時期です。
この辺りになると
俳優もやる事は理解できて
自分なりに脚本の事、演出的な事を
考えて意見や相談をすることが多くなります。

この時期に起こる事として
この台詞は言いにくいとか
こういう気持ちにはならないんじゃないか?とか
なんでこうなるのか理解できない、など
脚本に対する疑問、違和感を感じることです。

そんな時に
演出家は脚本の意図を汲み取って
きちんと整合性をつけて納得させて上げたい所です。
しかし、まあ自分で書いて演出していると
客観的な判断が鈍ります。

自分で書いている本を人に伝えるんだから
簡単な気がしますが
まあなかなかそうも行かないんですねえ。
作品的にもとてもアンニュイな部分がたくさんあり
整合性はとれていても
ぼかして書いている部分が多く
うまく空気感を伝えることが難しい。

またこれは演出して立体化する際も同じで
どこまでお客様に伝わればいいのか?
というところで悩む訳です。
初めて観てどこまで理解できるかを想像しながら
演出して行くのですが
何をどこまで伝えればお客様の想像力で
補えるのかの判断がなかなかしづらいわけです。
説明的ではなくうまく感じ取ってもらえるよう
作りたいのですが
伝わらなきゃ意味が無いし
でもあざとくなりたくないし。

その塩梅を上手く取れるのがセンスなんですかね。
果たして自分にセンスがあるのかわかりませんが
自分なりの正解を見つけて行かなくては。

さあ稽古も後半戦。
頑張って行きましょう。

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