屋根が強い陽射しに灼けて、ますます暑い感じがします。
座ったついでに、続けてアップすることにします。
考えてみなくてもそうだけど、世の中、今日は「文化の日」そして
ここ地元では「どんたく」の始まりです。
人混み苦手な人間としては出かける気はありませんので、ウチで大人しく?
ブログアップと片付けものをすることにしています。
1日は「映画の日」ということで、5月1日の一昨日は、息子の誘いで、
彼の仕事の打ち合わせが済んだ3時半頃待ち合わせて、
久しぶりに映画を観に行きました。
柴咲コウちゃんの「少林少女」です。
ストーリーは?でしたが、彼女のチャーミングで切れの良い、爽やかな演技に
スカーッとしました。彼女鍛えてますねぇ~*
可愛い女の子がいっぱい出ましたよ!
で、この日は息子も早めに出たままでしたし、おやつもお互いに口にしてなくて、
お腹が空いていたので、夜はまたそのまま、友人と逢う約束があるという前に、
夕食を一緒にして別れることにしました。
彼が前に友人たちと行って、評判の割とお安めで美味しかったという
中国料理のお店へ。
あまりにスムーズに次々と平らげて、気が付いてみたらデジショットするのを
すっかり忘れていたのですから、やっぱりお腹が空いていたのですね(笑)。
一段落したら、彼は本屋さんで時間を潰すということで、そのまま
私は重いお腹を軽くすべく、歩いて帰ることにしました。
(行きももちろん歩いて行ったのですけどね)
で、行きがけに撮った画像から…。
で、独り帰り道、ああ、身体が重いなぁ~と思いながら、ゆっくり歩いて
もう20分は過ぎた頃でしょうか?
ちょうど並んで歩いていた時、リュックと荷物を両手に持った若者が声を掛けました。
「あのう、僕三重から来たんですけど、○●ホテルへ行きたいんですけど、
どう行ったら良いでしょうか?さっき聞いたんですけど、要を得なくて解らないんです」
と言う。
「ああ、そこだったら、多分知ってるから、道を教えようと思ったけれど、
エイ面倒なり、じゃぁ、連れて行ってあげるよ」ということになり、
また来た道をかなり遠回りで引き戻す形になったのです。
「僕、福岡というところ大好きなんです。人は優しいし、親切だし、
街は綺麗だし、食べ物は美味しいし」と何度目かの訪問らしい。
「そんなに良い人ばかりはいないわよ。」と言うと、
「ほら、だって今だってこんな親切な人に会ってるんですから」と(笑)。
ほんとにすみません!と恐縮している。
今はたまたまいいのよ。今夜はご飯の用意もしなくて良いし、
インコたちが待ってるだけだからと。
中心に近いところで、ホテルをとって、奈良から明日やって来るという
友達と待ち合わせて連休を楽しむことにしていたらしい。
「ありがとうございますと、お礼を言うだけしか出来なくてすみません」
と何度も頭を下げた彼。
私の帰りの時間は大幅に狂ってしまい、疲れたのでバスで帰るハメに
なってしまったけれど、
今時珍しく、感じの良い真面目そうで華奢で爽やかな男の子は、
朝から何も食べてない?「えっ?」せっかくここに来たんだから、
何か美味しいモノ食べに行きますという、21歳、津市から来た子だった。
学生なのか、仕事帰りにそのまま電車に乗って来たんだか…。
私もおめでたいから、何か困ったことがあったら、電話でもしなさいと
住所等を渡して帰りました。
昔、オーストラリアの友人の一人が、やはりあちら地元の街中で道を教えてあげた
日本の学生たちを見て、
彼は「若者は美しい!」と言った言葉をフト想い出したのです。
なんだか昔に返って、主人の教え子たちに接しているような気になって
懐かしく、爽やかなひと時を得たのでした。
私っていったい何なんでしょうね?
どこに行っても道を聞かれるというのは…。
そんなに地元面してるのかしら?お人好しな顔してるのかしら?
と不思議になります。
見知らぬ土地に行ったときでさえ、もちろん地元の違う区に行ったときも、
日本語だけに限らず、英語や韓国語、ロシア語まじりの英語で
声をかけられたことさえあるのです??
今時は油断をするとロクナコトがないとは知ってはいても、
若者達は主人の教え子たちを大勢見て来たので(もう大昔ね)、
おおよそ人相と内容の検討はつくし、年格好が似ていれば、
その人なりの様子でだいたい把握は出来るというものの、
今までは道を聞かれてもそれなりに気持ち良く、無事で済んできたけれど、
これからはやはり、今まで以上に用心は必要かな?とは思ったことでした。
いつもと違った、妙な爽やかさを感じることが出来たのは、あの若者が
育ちの良い風体で、未来を持った子を感じさせてくれたからでしょうね!