私的気まぐれ今昔

身近な自然の移り変わりと鳥たちと時々孫と…

*コンパクトデジカメ画像スケッチ日記*

*愛しのデイヴ&マディ*

2006-05-08 14:09:03 | スペッシャル(非日常)


今日はモクちゃんをお迎えする半年前まで、我が家に嬉々として存在した
私の末っ子的ボタンインコの姉弟を紹介します。

デジカメ以前の普通カメラで撮った写真を取り込んだもので、
画像があまり良くありませんが…。
左端がブルーボタンインコの姉デイヴ(♀11歳でお☆さまになりました)と
右側と下のアップ写真が弟のキエリクロボタンのマディ(♂14歳で
お☆さまになりました:歳を取ってケージから出した冬はポット上で
オンドル的暖をとるのが常でした)。

彼らのエピソードは山ほどあって語り尽くせませんので、その一部、
印象的な出来事を書いてみますね。
ちょっと長くなりますが、お時間がありましたら、読んでみてください。

まず姉のデイヴから、娘が「ほぉ~ら、眠くなるぅ~!」とケージの角に
へばりついているデイヴに、催眠術的指の動きをしてみせると、じ~っと見つめて
いて、ホントにうとうとと居眠りをし始めて、時々ずっこけるのでした。
そんなデイヴはカジカジ紙をたくさん齧ってはそれを柔らかくして、ケージの
隅っこに敷き詰めて、夜になって、「お休みだよぉ~!」と声を掛けて、
バスタオルのカバーをしてあげる段になると、ストンとそのお布団状の場所に降りて
お休み体制に入るのでした。

次は弟のマディ、お姉ちゃんがお☆さまになって依頼、本当に一人っ子になったら、
余計私たちの家族らしくなり、いつも私たち(特に私の)の動向を気にしていました。

私が手術入院を余儀なくされて、10日ほどウチを留守にせざるを得なかった時の出来事です。
病院にお見舞いに来てくれた息子に、「マディどうしてる~?」と聞いたら、
ケージから出してあげたら、「ママ、ママ~」とあちこちさがして回ってるよ。
と言うのです。「ああ、早く帰ってあげたい」と身体が思うようにならない
悔しさがつのりました。
やっと我が家に帰れたその日、まだしばらくは自宅療養が必要だったので、
ベッドに横になった際、ケージから出してもらったマディは即私の枕に
へばりついて、一緒に添い寝をしてくれたのです。

そんなマディは、息子の出張中、娘と外で待ち合わせて(もう独立生活をしていた)
買い物をして、一緒にウチに帰ったら、お帰りコールがないのです。
不思議に思った娘が最初にケージを覗いて、「ママ、マディが動かないよ」どきっ!!
ご飯を口にほおばったままもう息絶えていました。3月3日お雛様の日でした。
寿命だったのもかもしれませんが、少し冷えていたその日でしたから、
小さいストーヴでも付けて出ていたら…と非常に悔やまれました。
息子の帰りを待つため、マディを柔らかい紙や布に包んで、冷凍庫で保存。
3日後、我が家の側の公園の片隅(デイヴや、最後のセキセイカブちゃんが眠っている
同じところへ)に埋葬してあげました。

人間も同居している動植物も、生きているパートナーとして、生活している限り、
命の絶えるのは仕方なくとても切ないことですが、
彼らに与えてもらった、楽しさや哀しさ、癒しや喜びは感謝しても感謝し足りません。
大事な命、毎日を大切に生きていたいと…思います。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
家族の一員 (りえ)
2006-05-08 20:53:33
どんなに小さな子達でも。

大事な家族の一員です。

tikotikoさんのブログを読んでいて、今後、いつかはこの小さな子達とお別れをしなくてはならない事が身近に感じました。

本当に大事、大事にしていきたいですね
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りえさん (tikotiko)
2006-05-08 21:01:31
いらっしゃい!



そうなのよね、永遠の命はあり得ないのだから

生きている限りは毎日を大切にと、常に切に思います。

りえさんはいつも真剣に、親切に優しく生きてらっしゃるから、インコちゃんたちもきっととても幸せだと思いますよ。



今日はちょっとしんみりしちゃったので、次は明るく楽しい話題を提供しましょうね。

また気分転換にもいらっしゃいね。
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マディちゃん (yaco)
2006-05-09 17:47:59
そうか、マディちゃんも老衰だったんですね・・・。14年も立派に生きられただなんてスゴイですね。寿命をまっとうしたのでしょうね。

マディちゃん、キエリクロボタンと書かれていますが、実家にいたくーちゃんもマディちゃんとすごくよく似た色合いでした。お店で見るキエリはどれももっと地味な色合いで赤味が少なく黒が強いので、くーちゃんはキエリ+ルリコシのハーフか?って思ってたんです。マディちゃんももしかしてそうなのかも。クチバシの上や下が少しオレンジがかっているのが、キエリには無い特徴ですよね。くーちゃんは、電器ポットや炊けた後の炊飯器の上でよく暖まってました。懐かしい~!
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yacoさん (tikotiko)
2006-05-09 18:36:47
そうね、きっとマディもyacoさんご実家のくーちゃんと一緒でハーフだったかもね。

以前からお聞きしてる通り、マディとくーちゃんは同じ♂でもずいぶん性格が違ってたみたいで、それなりに傑作だと思います。



デイヴがお☆さまになってからは、マディは私にとっても懐いてくれて(デイヴに遠慮してたのかも…それ位気を使う子でした)、

私の膝の上で、「ワン、ワン」と鳴いてクルクルと2回廻る芸当を身に付けていました。

こんな事を書いてると、懐かしい思い出がた~くさん蘇って来ます。

良い昇天だったのかなぁ~と今でも最後が気になります。



tokoに言わせると「マディはママに忠犬ハチ公みたいな奴だった」です。
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