前回現在の日本サッカーに対して大変ネガティブな事を書いたが、小生としては間違っていないと思っている。
今、日本サッカーはかなり退歩している。何年前に戻ったかと問われれば、しかとは答えられないが、前に進んではいない。完全な退歩だ。
サッカー列強国でも浮き沈みはある。だから日本にもあって当然だが、このまま放置しておいてよいわけがない。放置すれば座して死を待つのみだ。
まずはオシム氏から引き継いだ岡田現監督について。
人間性がどうのこうのということを岡田氏に関しては全く知らない。それは今回無関係なこととし、サッカーだけで彼の事を考える。
オシム氏から引き継いだ後の彼の言動をかいつまむと、「日本独自のサッカーなんてあるのか?」「オシム氏の路線を引き継がず私独自のサッカーを目指す」・・・。先のウズベキスタン戦終了後には「後半トゥーリオが攻撃参加して攻撃に厚みが出て良かった」等々。いやはや何をかいわんやだ。出るのは溜息と、溜まるのはストレスである。
オシム氏は日本代表監督を引き受けた時、「日本はサッカー列強国のまねをしてはいけないし無駄だ。日本は日本独自のサッカーを目指すべき」と話していた。
岡田氏はそれを否定したのだ。
否定することは構わないが結果がこれでは話にならない。
岡田氏独自のサッカーがまるで見えてこない。選手も岡田氏の意向をくんで機能的に動いているかと思えば動いていない。動けないのかもしれない。
これからの日本サッカーに関して言うと、岡田氏解任等々はどうでもよい。続行でも更迭でもあまり状況が変わらないと思われるからだ。
それよりも2014年にむけ、オシムイズムの徹底的な浸透を図るべきだと思う。
具体的には、体調をある程度回復されたオシム氏に2014年までのグランドデザインを描いていただき、それを実践するのだ。
まずやるべきことは、オシム氏に毎回以前のように直接現場に立っていただくことは不可能だし、危険なので日本人の有能なコーチ陣に対して「オシムイズム」を徹底的に教えていただくことだ。
オシム氏は人間的にも相当器が大きいので、最初はサッカーだけでなく人間の幅といったところから学ばなくてはならないかもしれない。
サッカーは他のスポーツと同じく、技術的な部分と精神論的な部分が大きくそのプレーにかかわってくる。
オシム氏は技術の伝承と精神論との使い分けが絶妙であった。そして人間的に大変大きな方なので、人心掌握も当然のことながら見事に成し遂げていた。
だが、岡田氏は技術の伝承と精神論の使い分け的な部分では残念ながら逆のことをやっているように感じる。技術的な事を指示するときに精神論を、精神論的なことが肝要な時技術を・・・といった感じだ。実際岡田ジャパンのそばにいたわけではないのであくまでも個人的な感じだが・・・。
先日オシム氏はリハビリを終えて、日本に戻られた。すでに様々なオファーが来ているみたいだが、是非日本の今後の指導陣を鍛えていただきたい。そしてオシムの子を沢山日本に作っていただきたい。
私はオシム氏が目指した日本サッカーの最終形がどうしても見たいのだ。
今、日本サッカーはかなり退歩している。何年前に戻ったかと問われれば、しかとは答えられないが、前に進んではいない。完全な退歩だ。
サッカー列強国でも浮き沈みはある。だから日本にもあって当然だが、このまま放置しておいてよいわけがない。放置すれば座して死を待つのみだ。
まずはオシム氏から引き継いだ岡田現監督について。
人間性がどうのこうのということを岡田氏に関しては全く知らない。それは今回無関係なこととし、サッカーだけで彼の事を考える。
オシム氏から引き継いだ後の彼の言動をかいつまむと、「日本独自のサッカーなんてあるのか?」「オシム氏の路線を引き継がず私独自のサッカーを目指す」・・・。先のウズベキスタン戦終了後には「後半トゥーリオが攻撃参加して攻撃に厚みが出て良かった」等々。いやはや何をかいわんやだ。出るのは溜息と、溜まるのはストレスである。
オシム氏は日本代表監督を引き受けた時、「日本はサッカー列強国のまねをしてはいけないし無駄だ。日本は日本独自のサッカーを目指すべき」と話していた。
岡田氏はそれを否定したのだ。
否定することは構わないが結果がこれでは話にならない。
岡田氏独自のサッカーがまるで見えてこない。選手も岡田氏の意向をくんで機能的に動いているかと思えば動いていない。動けないのかもしれない。
これからの日本サッカーに関して言うと、岡田氏解任等々はどうでもよい。続行でも更迭でもあまり状況が変わらないと思われるからだ。
それよりも2014年にむけ、オシムイズムの徹底的な浸透を図るべきだと思う。
具体的には、体調をある程度回復されたオシム氏に2014年までのグランドデザインを描いていただき、それを実践するのだ。
まずやるべきことは、オシム氏に毎回以前のように直接現場に立っていただくことは不可能だし、危険なので日本人の有能なコーチ陣に対して「オシムイズム」を徹底的に教えていただくことだ。
オシム氏は人間的にも相当器が大きいので、最初はサッカーだけでなく人間の幅といったところから学ばなくてはならないかもしれない。
サッカーは他のスポーツと同じく、技術的な部分と精神論的な部分が大きくそのプレーにかかわってくる。
オシム氏は技術の伝承と精神論との使い分けが絶妙であった。そして人間的に大変大きな方なので、人心掌握も当然のことながら見事に成し遂げていた。
だが、岡田氏は技術の伝承と精神論の使い分け的な部分では残念ながら逆のことをやっているように感じる。技術的な事を指示するときに精神論を、精神論的なことが肝要な時技術を・・・といった感じだ。実際岡田ジャパンのそばにいたわけではないのであくまでも個人的な感じだが・・・。
先日オシム氏はリハビリを終えて、日本に戻られた。すでに様々なオファーが来ているみたいだが、是非日本の今後の指導陣を鍛えていただきたい。そしてオシムの子を沢山日本に作っていただきたい。
私はオシム氏が目指した日本サッカーの最終形がどうしても見たいのだ。