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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

オオカメノキの花の付き方は散房花序ではなく複散形花序だよ

分 類:スイカズラ科ガマズミ属オオカメノキ種
学 名:Viburnum furcatum
分 布:北海道〜四国・九州
撮影地:北海道厚岸町厚岸群界林道沿いの林内
撮影日:2018 年5月 22

 花の付き方について、各種文献(例えば、佐藤孝夫『新版 北海道樹木図鑑』亜璃西社、「筑波実験植物園 http://www.tbg.kahaku.go.jp」など)が散房花序としているが、複散形花序の誤りである。

 前年枝の先から散形に伸びる数本の花柄の先に、さらに小花柄を散形に出し、各柄の先端に径6〜8㍉の白色筒状両性花(先端が5深裂)を付ける。複数の小散形花序が集まって、全体として大きな複散形花序を構成する。多数の両性花の周りに径2〜3㌢の白色装飾花(先端が5深裂)を数個伴う。

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