タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

冬の使者オオハクチョウ、遙かシベリアより飛び来たる

<収穫が終わったデントコーン畑のオオハクチョウ>

 オオハクチョウは、繁殖地のユーラシア大陸高緯度地域・サハリン北部・カムチャツカ半島などから、越冬のために北海道の湖沼や河川に飛来する冬鳥。一部は、厳寒期に向けて本州の関東以北に南下する。

 水域で藻や水草を食べるが、陸上で牧草の茎や根、あるいは田畑で落ち穂拾いをすることもある。淡灰褐色の個体は幼鳥で、嘴の基部が黄色ではなく、ピンクを色を帯びた白色を呈する。

 上掲写真はいずれも、10 27 日、釧路市桜田の収穫を終えた畑で撮影。例年どおり、あちこちで数十羽が群れ、こぼれたデントコーンを採食していた。水辺と違い、作物の刈り跡が興趣を削がないでもないが、市内から遠くない畑地で見られる晩秋の風情を楽しみたい。
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