タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

佐渡ケ嶽部屋の力士の見苦しいテーピングとサポーター

※ 画像はいずれも、NHKテレビ3の大相撲1月場所2日目の画面を撮影。
※ 上段は、隠岐の海と対戦する琴奨菊。
※ 下段は、嘉風と対戦する琴勇輝。

 最近の大相撲力士の過剰なテーピングやサポーターは目に余る。とりわけ佐渡ケ嶽部屋の琴奨菊と琴勇輝の場合は異常としか言いようがない。

 大相撲は本来見世物興業で、観客は木戸銭を払って土俵上の攻防を見て楽しむが、単に勝ち負けだけでなく、力士の逞しい身体や礼に則った所作をも鑑賞の対象とする。力士は観客に木戸銭相応の芸を見せる義務を負うのである。

 それが昨今はどうだ。ぶくぶく太った挙げ句に、やれ肘や膝が痛い、やれ太股や腰を痛めたと、身体は布切れだらけ。相撲は、褌以外に身につけるものは何もないスポーツでなかったのか。

 琴勇輝のテーピングは論外である。あんな無様を許しておく親方も協会も、観客に見せる芸の何たるかを理解していない。八角理事長がいくら望んでも、このままでは丁髷の歴史は途絶えかねない。

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