平成二十六年一月二十八日、文部科学省の認定を受け、同三十一日に財団法人から公益財団法人に移行した日本相撲協会は、来る三月場所以後の新体制を担う親方枠理事候補(7~10人)の選挙(全親方が投票)を行い、立候補者十一名のうち枠上限の十名を選出(選挙結果=写真下段は、2月1日付『讀賣新聞』第27面から転写)した。
新聞、テレビ、ネットしか情報源のない私には、ついこの前終わった一月場所で、入院の北の湖理事長に替わって理事長代理を務めた九重親方(写真上段は『蘇れ! 国技大相撲』BBMOOK593 スポーツシリーズ No.466 <ベースボール・マガジン社>から転載)が落選したことは驚きだった。 しかし、常日頃の横柄な言動に、前回の理事選で最下位当選だったことを合わせ考えると、落選は、協会内部で織り込み済みだったのだろう。理事候補が各一門の事前調整どおりになったことは、公益財団法人に移行しても協会の中身は旧態依然のままといえる。
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