タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

大相撲5月場所2日目=前頭西2枚目・阿炎の近年稀に見る華麗な四股(栃ノ心・阿炎戦)

 ぶくぶく太って真面に四股が踏めない力士が多い中で、十両から幕内に昇進して3場所目の前頭西2枚目・阿炎の、近年稀に見る華麗な四股は、土俵上で一際異彩を放っている。

 タック爺が少年時代から 60 有余年、テレビで大相撲の力士を見てきて、最も強く印象に残っているのは清水川明於(小結)・栃光正之(大関)・千代の富士貢(横綱)・貴乃花光司(横綱)の四股である。

 貴乃花については、脛のラインと足の甲が直角をなし、足裏が真上を向いているのを欠点と見なす解説者がいたが、自分の現役時代を棚に上げた只の言い掛かりである。阿炎の四股は貴乃花スタイルで、砂が付いた足裏が正面から丸見えだが、これで十分美しい。咎め立てするには及ばない。
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