六月三十日投稿のイワヒゲ(入手後二十数年)の楕円鉢の長径は31.0㌢、このイワヒゲ(入手後三十数年)の楕円鉢は37.0㌢。圧倒的な貫禄の差がある。両方ともしばらく植え替えを怠り根詰まりを起こしていて、花が咲いていない。昨年の植え替えで、目下、元気回復中なので、来春は花が見られるかもしれない。
もう記憶が定かでないが、大きい方は私が何かの用事で札幌に出かけた際、帰りに帯広近郊の造園業者から、小さい方は亡くなった父が釧路の園芸店から花で埋まった鉢植えを買ってきてくれたように思う。イワヒゲは草本のように見えるが、高山に生育する常緑樹で、白色の釣鐘形の花を咲かせる。写真中段の花は、ロッケリーで咲いたものを六月十日に撮影した。
写真下段<左>は、火山礫に付けたイワウメの中に数年後自然実生のコメツツジが芽生え、白い花を咲かせるまで生長したもの。来年は、少し大きな平鉢と取り替え、火山礫の左側下部を覆っている苔を取り除いて、礫の肌を見せようと思う。
写真下段<右>は、火山岩に付けたミネズオウの中に埋め込んだハイマツの種が一個発芽したものだが、平成十九年五月三十一日に投稿した≪ミネズオウとハイマツ≫で「三十五年の年月を経ている」と記したところ、しばらくして思いがけず、「樹齢35年のハイマツとは不自然である。なにか細工を施したのだろう」というコメントが書き込まれたため、以後、コメントをすべて表示しないことにした曰く付きの石づきである。端から疑ってかかっている者を相手にしても埒があかない。このブログは、私の七十年近い人生の備忘録であって、他の人たちとの意見交換を目的としていないので、あしからず了承願いたい。
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