≪ 私の小もの鉢植え(2) ≫

　私の鉢もの台には緊急に植え換えが必要な鉢ものばかり並んでいる。
　この春は、植え換えが済んだ順にブログで紹介しようと計画していたが、とんと作業が進まないうちに真夏になってしまい、六月十七日に≪私の小もの鉢植え(1)≫を投稿して以来、五十日ぶりに≪私の小もの鉢植え(2)≫の投稿となった。
　幸いなことに、釧路では真夏日どころか、夏日も数えるほどしかなく気温が低いので、大改造でなければ、植え換えはいつでも可能である。

　画像上段は、シダレミネズオウ。私が勝手に<シダレ>を付けただけで、普通のミネズオウである。茎が地面を這うので、高く植えつけるとこのような樹形になる。樹形の整理や鉢上のスギゴケ等の除去はまだ済んでいない。
　画像下段<左>はエゾノマルバシモツケ。スギゴケに埋もれて枯死寸前のところをようやく救い出した。白い小さな花が集まって咲くが、しばらく開花していない。付けた石が硬質で、付け石素材として向いていないかもしれないが、形に惹かれて使用した。
　<中>はエゾウスユキソウで、「地下茎からロゼット葉（無花茎）と直立する花茎を出す」（梅沢俊『新北海道の花』〈北海道大学出版会〉）。
　<右>は何の変哲もない、赤花のボケのミニ株立ち。中鉢に植わって毎年花を咲かせていたが、半分に株分けし、ミニ鉢に植えて以来花を見ていない。