タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪人に話す時の視線(衆院議員・仲野博子の心得違い)≫

P1160014P1150999 仲野博子は、平成二十一年の第四十五回衆議院議員総選挙(北海道7区)で自民党の伊東良孝氏に敗れ、比例北海道ブロックで三回目の当選を果たした。三期目は働きどきなのに、民主党の中で重要な役職を担ってはいない。
 二月四日、根室商工会館で開かれた新年交礼会で挨拶する仲野(写真は、2月9日付『釧路新聞』第12面から転写)は、天井を見上げるいつものスタイルで、出席者の顔に視線が向いていない。ゲストが、碌でもない発言で、いま民主党で物議を醸している鳩山・前首相だ。仲野が、顎を上げ右斜め上方に目を向け、茫として中空を眺めながら、「政治は人を大切にしなければならない」と語っても糺すこともない。五日に根室商工会館で開かれた新年交礼会での伊東良孝議員(写真は、同新聞から転写)の挨拶の姿勢と比べてみよ。
P1150977P1150987P1150988
 人に話をするときは、常に正面から聞き手に相対するべきで、自分が格好良く写る姿勢目線を意識して、とんでもない方向を向くことは、「人を大切に思っていない」証拠である。写真下段<左>は、九日、釧路市ユネスコ協会設立60周年記念講演会で講演する前ユネスコ事務局長・松浦晃一郎氏(2月12日付、同新聞・第2面から転写)。<中>は、十二日、標茶町社会福祉協議会主催の社会福祉活動者研修交流会で高齢者虐待について解説する、北海道学院釧路専門学校非常勤講師・石川富也氏(2月13日付、同新聞・第3面から転写)。<右>は、一月十八日、北海道中小企業家同友会釧路支部の新春後援会でご当地グルメについて語る、冨士宮やきそば学会会長・渡辺英彦氏(2月14日付『北海道新聞』第11面から転写)。三氏とも、聴衆の正面に相対して話をしている。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「政治経済」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事