九月九日は、キノコ採りの後、清里町青葉でタマネギ収穫作業を撮影し、田舎家の聚落のパークゴルフ場駐車場で昼食にした。午後は、清里峠を超え、道道150号を中標津に向かうだけだが、峠で右折して裏摩周第一展望台に立ち寄るか、右折しないで車を走らせ開陽台展望台に立ち寄るか、時間の都合で一か所だけということで、一度訪れたことのある開陽台展望台に決めた。
展望台の手前で「幸せの鐘」を鳴らし階段を上ると、展望台からは「視界330°、地球が丸く見える」といわれるが、本当に地平線が丸く見える。
展望台に上がると、重量感のある武佐岳(1006㍍)が真正面(北側)に見え、この山を中心に右手(東側)遙かを遠望すると、条件がよければ国後島・野付半島・根室半島が見えるそうだが、今日はぼーっと霞んで見えなかった。武佐岳から左手(西側)には、俣落岳(1004㍍)・サマッケヌプリ山(1063㍍)・標津岳(1061㍍)・摩周岳(855㍍)の山並みが連なっているが、観光客には山の名前は全く分からないだろう。あるブログに「北側にはダイナミックに知床連山が迫りくるようにそびえ立つ」と記されているが、完全な事実誤認である。展望台の縁に、その方向の山名を記してくれると有り難いのだが・・・。因みに、斜里岳と海別岳は尾根続きではなく、知床連山は海別岳から始まり、半島先端近くの知床岳に至る。斜里岳は独立峰で、南斜里岳がサマッケヌプリ山と尾根続きで、武佐岳・俣落岳の尾根がサマッケヌプリ山で合流する。
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