学 名:Osmunda cinnanmomea var. fokiensis Copel.
分 類:ゼンマイ科ゼンマイ属
分 布:北海道〜九州
生育地:湿原や開けた渓流沿いの湿地
葉:地中の太い根茎から複数の胞子葉と栄養葉を束生する。類似種ゼン
分 類:ゼンマイ科ゼンマイ属
分 布:北海道〜九州
生育地:湿原や開けた渓流沿いの湿地
葉:地中の太い根茎から複数の胞子葉と栄養葉を束生する。類似種ゼン
マイの小葉が白い綿毛を有する2回羽状複葉を形成するのに対し、ヤ
マドリゼンマイの小葉は1回複葉で、淡茶褐色の綿毛で覆われる。新
芽は平面螺旋形で、胞子葉の場合は、中心部に見える小葉の塊が濃緑
色を呈する。
マドリゼンマイの小葉は1回複葉で、淡茶褐色の綿毛で覆われる。新
芽は平面螺旋形で、胞子葉の場合は、中心部に見える小葉の塊が濃緑
色を呈する。
食べ方:栄養葉のみを採取。綿毛と小葉をむしり取り、茹でて灰汁抜き
をした後、天日に干す。何度も手で揉みながら乾燥させ、食べるとき
は湯で柔らかく戻してから料理する。
は湯で柔らかく戻してから料理する。
5月中旬になると、釧路地方の湿地ではクサソテツ(コゴミ)が採取適期を過ぎ、代わってヤマドリゼンマイの出番となる。
上掲画像は、5月 12 日午前 11 時 43 分、厚岸群界林道から八千代林道に抜ける支線沿いの湿地で撮影した。採取の際は、クサソテツと同様に、束生する葉を一網打尽に取り尽くさないことが肝心である。