タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

眺める位置の違いによる斜里岳(日本百名山)の山容の変化

<10 26 日付『釧路新聞』第3面「巷論」の標題参照>

<斜里岳の山容の変化>
写真上 2015 年10 月1日、西方向・清里町青葉の高台から撮影。
写真下 2016 年10 月15 日、北西方向・JR北海道釧網線・南斜里駅から撮影。

 ① 斜里岳頂上 1, 547
 ② 1, 452
 ③ 1, 508
 ④ 南斜里岳頂上 1, 442

 昨日の『釧路新聞』の「巷論」で、釧新 OB 会会長・横澤一夫 氏が、八戸南部裂織工房代表で斜里町生まれの井上澄子さんを取り上げ、「生まれ故郷の斜里岳をもう一度」という、老いてなお盛んな制作意欲に言及しているのを読んで、これまで何度も登った山を懐かしく思い出した。

 私の故郷の集落からは、山を西から眺め、南斜里岳の小ピークが右端に位置する。斜里町からは、北から眺め、頂上直下に鋭く切れ落ちる北壁が正面に姿を現す。1, 508 峰と南斜里岳は本峰に隠れて見えない。

 この山は独立峰で、知床連山の起点は海別岳となる。小清水原生花園からは、左右に長く裾野を広げる均整の取れた山容を遠望できる。井上さんならどの地点を選ぶか、考えると興味深い。

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