今年は六月と七月初旬の低温多雨で、庭木や花壇の花苗の生育がよくなかった。
六月二日、大株に育ちすぎた室(むろ)出しの株の根を小さく切り詰め、<三株に分けて定植>したが、昨年の三分の一の大きさにしかならず、開花数も少なかった。
萼片は、予定どおり青色になったが、生育不良は、天候不順よりも用土の調合の失敗が大きな原因ではないかと思われる。
鉢植え二個も、萼片の色は青色と桃色に分かれ、五月三十一日鉢植えの<花色の実験>には成功したものの、地植えと同様に生育不良に悩まされた。
用土の調合の失敗、あるいは二種類の防虫剤(オルトランDX粒剤とカルホス粉剤)の土中混合の失敗、または、その両方が主な原因だろう。得られた教訓は、「用土にしろ薬剤にしろ、極端な使い方を避けるべし」という当たり前のことで、弱酸性の自然の状態の用土を使用するのが無難である。
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