※ 上掲画像は、NHK テレビの放送画面を転載。
この記事を作成している時点で 12 日目の結果が出ており、いまさら 11 日目の取り組みでは拍子抜けの感がしないでもないが、栃ノ心の勝負強さと強運が際立つ一番なので敢えてアップした。栃ノ心は、土俵中央で得意の右を差したが、直後に体を放され、宝富士の厳しい寄りで西土俵際に詰まった。俵に乗った右足1本で体を支え左手で突くと、上体が流れた宝富士の右腕が一瞬早く土俵に落ちた。物言いが付く辛勝だったが、悪癖の引きで自滅した鶴竜とは対照的に、勢いが感じられる。残り3番、幸運の女神も更に微笑むかしらん、これはおもしろくなったぞ。