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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

オオアワダチソウの花の付き方は複総状花序(外観は円錐形)

 いま北海道東部の原野で花盛りのオオアワダチソウの花の付き方は複総状花序で、外観呼称花序では円錐花序に該当する。

 地際から直立する茎上部の葉腋及び茎頂から伸びる長い花茎に複数の花柄を互生、さらに各花柄に互生(上片側にのみ)する複数の小花柄の先に、径約8㍉の黄色頭状花(中心部の筒状花7〜12 個と、その周りの舌状花8〜15 個からなる)を総状花序に付け、複総状花序(上掲右画像、下部ほど花柄が長いため、花序は円錐形を呈する)を成す。

 茎上部は全体として、複数の複総状花序の集合体(上掲左画像)を構成し、種名「アワダチ」のとおり、黄色花が泡立つように盛り上がる様は壮観である。
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