この春三月に、スズメ・シメ・アトリ・シジュウカラなどに与えていた餌を狙って、ドバトが三羽、交互に給餌台に入り、占拠するようになった。追い払っても隣家の屋根で様子を窺い、また戻ってくる。居つかれたら面倒なので、四月一日をもって給餌台での餌やりを停止した。
七月初旬から中旬にかけて、昨年より数は少ないが、子スズメが巣立ち、庭木の間を飛び交うようになり、餌のない給餌台にも入るので、可哀想に思い給餌を再開した。これまでのところドバトは現れないので、スズメとカワラヒワが餌を啄んでいる。
巣立って間もないスズメの画像は七月十八日に撮影。羽毛がモコモコして嘴が黄色い子スズメは、ようやく自分で採餌できるようになったばかりで、いささか頼りないが、十日も経てば立派に独り立ちできる。 嬉しいことに、シメやアトリが食べ残したヨーロッパ産小粒ヒマワリが砂利の中から発芽し、二本が生育、七月三十日現在、一本が開花した。
丈が高くならず、花も小ぶりで、意外と観賞用に適している。思いがけない僥倖に、女房がしきりにカメラのシャッターを押している。
給餌台からこぼれた皮付きのカナリヤシードが花壇の通路でたくさん発芽するが、これは観賞用にはならないので、見つければ抜き取る。
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