goo blog サービス終了のお知らせ 

タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<米海軍が南沙諸島にイージス駆逐艦を派遣>

<10 28 日付『北海道新聞』第2面の記事の見出し参照>

<東シナ海・南シナ海を囲む近隣諸国概念図>

 中国は、1973 年に米軍がベトナムから撤退した翌年、 南ベトナムが実効支配していた西沙諸島の西半分を武力で制圧。 次いで、1988 年にベトナム軍を攻撃し、南沙諸島のジョンソン南礁を占拠して以降、フィリピンの実効支配を無視、 南沙諸島全体の軍事拠点化を着実に進めてきた。
 1940 年代に勝手に設定した九段線を根拠に、南シナ海を自国の領海とみなす中国の主張が、国連海洋法条約に違反することは明らかで、容認されるべきではない。しかも、中国が埋め立てを行ってきた岩礁は、満潮時に海面下に沈む低潮高地(暗礁)で、海洋法では島と認められない。圧倒的に優勢な軍事力や経済力を背景にした中国の支配拡大を、 ASEAN 諸国は断固結束して阻止すべきである。米中対立激化の懸念に逡巡してはならない。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「国  際」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事