1940 年代に勝手に設定した九段線を根拠に、南シナ海を自国の領海とみなす中国の主張が、国連海洋法条約に違反することは明らかで、容認されるべきではない。しかも、中国が埋め立てを行ってきた岩礁は、満潮時に海面下に沈む低潮高地(暗礁)で、海洋法では島と認められない。圧倒的に優勢な軍事力や経済力を背景にした中国の支配拡大を、 ASEAN 諸国は断固結束して阻止すべきである。米中対立激化の懸念に逡巡してはならない。
最近の「国 際」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事