昨日の創作漢字2点(画像についてはこちらをクリック)に続いて、本日は力作が数多(あまた)ひしめく中から、私の好みに合う臨書2点、坂本武蔵さんの臨「臨河序」と小平澤涼太さんの臨「比丘道匠造像記」を選んだ。 武蔵さんの滑らかな流体、涼太さんの鋭く尖った方角。書体は異なるが、いずれも動的な力強さが溢れ出ていて、迫力が感じられる。私は隷書体の端正な佇まいを好むも、今回は「静」よりも「動」に心を惹かれた。