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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<斜里川上流「さくらの滝」のサクラマス(7月1日)>

P1360893P1360910_2 平成十八年三月の退職時に田舎家に仮収納した蔵書は、これまで折を見て釧路に運び古紙として処分してきたが、七月一日、久しぶりに残っているダンボール箱の一部を軽トラックに積み込み、午後一時に田舎家を後にした。
 途中、道道1115号(摩周湖斜里線)を清里町青葉で右折し、川向地区の斜里川上流「さくらの滝」に立ち寄った。ここはサクラマスの大ジャンプが見られる景勝地で、多くの観光客が訪れる。
 サクラマスは四月中旬から五月中旬にかけて海から北海道内の川に入り、七月に上流の産卵場所を目指して遡上を始める。今はまだ魚体は銀色だが、八月には紅色の婚姻色となる。
P1360932P1360929 斜里川は、北海道内水面漁業調整規制に基づく資源保護水面河川に指定されている支流のエトンビ川以外の本・支流で、5月1日~6月30日の禁漁期間を除いて、サクラマスの河川残留型及び降海型幼魚であるヤマメを釣ることができるが、サクラマスは全道の河川で全面禁漁になっている。
 滝壷で引っ掻け針を使ったサクラマスの密漁が行われていることは周知の事実。禁止されているのだから取り締まりを強化したらどうだ。解禁後のヤマメ釣りは法律にも条例にも抵触しない。しかし、観光スポットであり町や観光協会が釣り自粛を要請しているのだから、自粛すべきだろう。いい歳こいた白髪オヤジの良識を疑いたい。自己主張しかない躻の釣り姿には、日教組が牛耳った戦後民主教育の成果が凝縮されている、と私の目には映る。

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