タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<エゾシカの食害を受けたオヒョウニレ>

<エゾシカの食害を受けながら枯れずに生長したオヒョウニレ>

 学名 Ulamus laciniata
 和名 オヒョウ(オヒョウニレ)
 分類 ニレ科ニレ属
 撮影 阿寒国立公園、サワンチサップ山麓の林内

 日本全国に分布するが、特に北海道の山地に多く自生する落葉高木。広倒卵形の葉は、先端が3~9裂し、縁に重鋸歯が見られる。葉が展開する前に、枝に淡黄色の花が束生する。
 エゾシカが、積雪で餌が不足する冬期間に内皮を好んで食べるため、北海道東部では被害が拡大している。 画像のオヒョウは、若木の時に、地際 30 センチから3メートルくらい上部を表裏とも幅広く食害されながら、幸運にも枯れないで樹高 20 メートルまで生長を続けた珍しい事例。
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