ドンとマインド

バンド THIS IS JAPANの歌と運動、杉森ジャックのブログ。

vol.19 "悪魔のいけにえ" 【追いかけろ!4大ホラー】

2016-09-16 18:00:15 | 映画
こんばんは。THIS IS JAPANの杉森です。
今回は自分の大好きなホラー"悪魔のいけにえ"です。テキサスチェーーーーンソーー!!!!1974年公開のアメリカ映画です。悪役のレザーフェイスが有名です。ジェイソンがチェーンソー使わないのにチェーンソー使うと思われているのはこの人のせいかもしれません。似てる?話としてはよくあるやつで、男女の若者4人組が宿泊した先で1人ずつ事件に飲み込まれていく…というそれだけです。定番中の定番。
しかし、この映画はアメリカ国立図書館による永久保存に認定されるほど評価されています。なぜか!

まず登場人物のパンチがすごいです。悪役勢だとレザーフェイスはもちろん、出てくるやつ一人一人のキャラが濃すぎます。全員主役級です。この家族写真を見てほしい。過半数が人間じゃなさそうだ…!人間もとてもじゃないけど友達になるには難しそうです。そんな彼らと対峙する若者勢。ぼやけてるのにこの存在感。見た目だけでどんなやつか何となくわかります。特に車椅子の彼がお気に入り。いい顔だな。
登場人物の魅力もさることながら、悪魔のいけにえは演出が恐怖を加速させます。BGMがほとんどなく、映像もざらついており、まるでドキュメンタリーのような雰囲気。驚かすシーンも物音くらいしかないので逆に怖い。唐突な凶行。
これ本当にヤバイやつだな…という見ちゃいけないものを見たときの気まずさが続きます。
そんなヤバイやつらの攻防だけでも十分面白いのですが、この映画の最大の魅力は映像のカッコよさだと思います。みておくれこのクールな映像たち。最後の1枚はビューティフルが過ぎる!キューブリック好きな人にもきっと伝わる!一度見たら忘れないカッコいいシーンがたくさんあります。
レザーフェイスのシーンは言わずもがなですが、自分の好きなシーンは瞳がアップになるシーンです。いろんなところでオマージュされてそうだ。ちなみにグロいシーンはそんなにないです。

登場人物×演出×映像のかけ算でホラーを芸術まで押し上げた傑作!!これをカリスマと呼ばずして何と呼ぼう。恐怖よりも何よりもカッコよさを感じろ!死ぬまでにあと5回みます!900点!

来週は"悪魔のいけにえ"と双璧をなす"死霊のはらわた"です。see you。

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